2018年3月9日 【CTで行く奈良・京都】 京都府
北野天満宮
京都市上京区馬喰町
「北野の天神さん」と親しまれている北野天満宮は、天暦元年(947)に創建され、平安時代に学者・政治家として活躍した菅原道真公をお祀りする全国に約一万社御鎮座する天神社・天満宮の宗祀(総本社)の神社である。現在は、特に学問の神様としての信仰篤く、学問に勤しむ多くの学生が参拝に訪れる。国宝・本殿は慶長12年(1607)に豊臣秀頼が造営したもので八棟造と称され絢爛豪華な桃山建築。菅公が殊のほか愛でられた梅と紅葉の名所でもある。
▼一の鳥居
▼楼門
▼絵馬所
▼三光門(中門) 重要文化財
楼門と拝殿の間に建つ中門は三光門と呼ばれ、ひと際壮麗な造りと上部に掲げられた後西天皇御宸筆の『天満宮』の勅額によって、当宮のシンボル的な建築として知られています。
三光とは、日、月、星の意味で、梁の間に彫刻があることが名の由来ですが、星の彫刻だけが見られないともいわれています。その理由は、かつて朝廷があった大極殿から望むとちょうどこの門の上に北極星が輝くことから。天空と一つになって平安京を守っていた場所がこの北野の地なのです。この
▼太陽
▼月
▼北野天満宮本殿・石の間・拝殿
北野天満宮にある桃山時代建築の国宝建造物。中門(三光門)を入ったところに南面して建つ社殿で、菅原道真公を主祭神とし、相殿に中将殿と吉祥女を祀る。建築様式は八棟造(権現造)で、本殿と拝殿を石の間で結び、左右に楽の間を付す。
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