2019年10月26日 北海道【道北2019】
宗谷岬にて
稚内にある宗谷岬には、日本最北端の地。岬からは、一面に広がる海の遠くにサハリンが見え、最北の地を実感する。宗谷岬南部には北海道遺産に選定された宗谷丘陵がある。ここには牧場があり、ブランド牛である宗谷黒牛が放牧されている。丘陵が広がる小高い丘の上に57基もの風車群のウィンドファームや宗谷黒牛の群れなどの景色を見ることができる。

宗谷岬の先端、北緯45度31分22秒の“日本最北端の地”を標す記念碑。


▲間宮林蔵の立像
林蔵が樺太へ渡る決意を秘め、はるか樺太を望見している立像で、栽付袴に羽織、足袋、二本差しと、肩には海上計測用の“縄索”をかけています。像は、実物より2割ほど大きい、高さ2メートルのブロンズ像です。




▲日本最北端の自販機と郵便ポスト(^^)

▲日本最北端の公衆トイレ(^^)

▲日本で一番北の食べ処

▲宗谷岬灯台
▼宗谷岬神社
宗谷岬神社は日本最北端の地「宗谷岬」の駐車場の片隅に鎮座する日本最北端の神社です。




▼宗谷岬灯台


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稚内へバス移動(車窓より)

▲旧海軍望楼
帝政ロシアとの国交が悪化し始めた明治35年に、国境の備えとして旧帝国海軍が建設したもので、当時最強といわれたロシアのバルチック艦隊が、宗谷海峡、津軽海峡、東シナ海のどこかを通過し、ウラジオストクに集結するかを察知することは、戦略上極めて重大であったことから、同望楼の海上監視にも、任務の重要性が課せられました。日露戦争の終結に伴い望楼の使命は終わりましたが、その後も、無線通信基地や、太平洋戦争では対潜水艦監視基地として使用されました。稚内では明治年代の建築物で現存する唯一のもので、昭和43年12月、市の有形文化財に指定されました。

▲祈りの塔
昭和58年9月1日未明、世界を震撼させた”大韓航空機撃墜事件”が眼前のサハリン西海域で起きました。「祈りの塔」は2周忌にあたる昭和60年9月1日に、遭難者の慰霊と世界の恒久平和を願い、遺族会の資金と、稚内市をはじめとする全国からの浄財をもとに、サハリンを臨む宗谷岬の高台に建立されたものです。

特徴的な地形の宗谷丘陵


宗谷牛


レイダー基地と風車群


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