2024年10月26日 岐阜県
飛騨国分寺・三重塔
岐阜県高山市総和町
▼飛騨国分寺
1250年の昔、聖武天皇の勅願によって建立。草建は天平18年。開基は行基菩薩。当時建てられた七重大塔の巨大な礎石が残っています。本堂は室町時代の建築。樹齢1250年以上といわれる大イチョウ、飛騨地方唯一の三重塔、本尊には薬師如来坐像等が安置されてます。
▼三重塔
現在の塔は、寛政3年(1791)に大風で吹き倒されてから31年後、庶民の喜捨浄財金800両と大工手間5500人工をかけて、文政4年(1821)ようやく竣工を見たものである。棟梁は3代目水間相模であった。昭和53年には屋根の修理と自火報設備、保護柵を設置した。屋根は、建立当初柿葺であったが、大正11年に桟瓦銅板葺に変更され、昭和53年には銅平板葺となった。飛騨では唯一の塔建築で、金剛界、胎蔵界の大日如来を安置する。
▼本堂
【同級生と行く長野10】