2013年7月13日 千葉県
成田山新勝寺三重塔(重要文化財)
千葉県成田市
三重塔は正徳2年(1712)に建立された中規模の塔で、塔の初層(重)内陣には金剛界大日如来の「五つの智慧」をあらわす五智如来(大日如来・阿しゅく如来・宝生如来・阿弥陀如来・不空成就如来の金剛界五仏)が安置されている。塔の高さは、相輪の頂上まで約25mあり、初層(重)の柱、長押し、台輪などに地紋彫りを施し、各層(重)の尾垂木の先端は竜の丸彫りで飾り、脇間板壁には「十六羅漢」の彫刻をめぐらしている。また、板軒には雲文を浮き彫りにして、極彩色を施す。
三重塔は、中興の祖といわれている照範上人が霊夢を感じて発願し、1712年に建立された国指定重要文化財です。
その後大修復が行われたが、創建当時の姿を今日まで残している貴重な建物です。
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