今日両親が、湧き水を汲みに田舎(和歌山県・美山村)へ
行ってきたようですが、帰りに鮎を買ってきてくれました。
(我が家の調理用の水のほとんどは、この水を使っています)
天然物の冷凍、一匹300円以上します。
さっそく本日の夕飯に塩焼きで頂きましたが、やっぱりうまいですね~。
値打ちありますわ!
今コウロギがやかましいくらい鳴いています。
暑いようでも少しづつ秋の気配を感じるようになりましたかね。
まだまだ残暑が厳しく、内地では正真正銘「夏」なんですが、
我々北海道・大雪山大好き人間には、待ちに待った「秋」、9月です。
1992年9月に初めて大雪山の紅葉を目にして以来、
仕事の都合等で行けなかった数回を除き、ほとんど毎年のように
通い続けているんですが、まさかそこまで長い付き合いになるとは
当初想像すらしていなかったんですがね(飽き性の私が…)。
その大雪の紅葉の魅力は、
1、日本一早いこと
2、日本一スケールが大きく、美しいこと
3、その割りに内地の有名観光地みたくメチャ混みすることが少ないこと
4、それを楽しみに顔馴染が毎年のように集うこと
大雑把にはこんなところでしょうか?
1,3については異論はないと思いますが、問題は2ですね。
私の場合ここで「休み、お金、気力・体力」のほぼ全てを使い切ってしまい、
他のところをほとんど知らないので、「たぶんそうらしい」「そう信じている」
としか言いようがないのと、それに3の理由が加わり、
内地の有名どころは見に行く気がしないんですね。
ただ、自然相手ですから、年によって紅葉の出来不出来に差があるし、
時期も微妙にずれることがあります。
ここ数年はまずまずいい状態が続いているので、
今年も期待したいところですね。
写真は昨年9月21日、赤岳・第三雪渓のものです。
その前日、台風が直撃、強い風が吹き荒れ葉を散らしました。
写真右下隅を見ればわかるように、少し「スキッ葉」なんですね。
この二日前が昨年の第三雪渓の本当のピークだと思うけど、残念ながら
高雲が広がり薄日しか差さず、撮影にはいい条件ではなかったんです。
天気との兼ね合いもあるので、紅葉見物もなかなか難しいんですよ。
(だからこそ毎年のように出かけてしまうとも言えるんですが)
写真ではわかりませんが、実はこの日も台風一過とはいかず、
吹き返しの?強い風が残り、ナナカマドの葉が裏返ってしまうことが多く、
(正式名称:ウラジロ・ナナカマド…葉の裏は白いので、裏返っちゃうと
紅葉じゃなくなっちゃうんですね)
風の止むタイミングを計り、シャッターを切りました。
この壁の上(稜線)はさらに強風、立っていられないくらいだったんです。
今年はどんな悲喜こもごもが待っているのか?
さあさあ早く船に乗り海を渡ろうよ、心はまだそこに置いたままなのだから。
♪ 船を出すのなら九月 誰も見ていない星の九月
人を捨てるなら九月 人は皆 冬の仕度で夢中だ
あなたがいなくても 愛は愛は愛は
愛は まるで星のようにある
船を出すのなら九月 誰も皆 海を見飽きた頃の九月
(詩:中島みゆき)