旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

2008北海道・晩秋~リバティYH

2008-11-11 21:30:41 | 旅鴉の唄


大昔「無職の旅」を始めた時、久々にユースへの宿泊を再開したが、
たまたま初日がその年オープンしたばかりのこのユースだった。そんなわけで
個人的な思い入れが強く、このYHを語ると非常に長くなるので今回は要点だけ。

少人数のプチ・ペンション風YHの走り、ペアレント夫婦も元旅人で、
「痒いところに手が届く」絶妙のつくり、装備に当時大いに感心したものだ。
「いつ電話しても満室で宿泊できない」伝説を生み出すほど大いに人気を博す。

時代は移り、このユース自体も、それを取り巻く環境も大きく変わったが、
美瑛人気は相変わらずで、このユースへの宿泊者もいまだに多いが、
一部の季節を除き「宿泊できない」ことはないかわりに、台湾、香港等の
外国人客が多くなって、日本人宿泊者は逆に肩身の狭い思いをするなんてことも。

今回は約2年ぶりの宿泊でしたが、その間変化があったことだけ述べると…


・男女別だった風呂が、鍵をかけ個室使用に。それで初めて「元・女性風呂」
だった方へ入ってみた。「元・男性用」よりも一回り小さかったんだね、
知らなかったよ。タイルの色も男性用みたいにサイケデリックではないし。

・「美瑛マップ」が有料に(60円)。それまでは宿泊するともれなく付いていたが…
この地図のオリジナルは、元々このユースが作った手作りの手書きの案内図。
当時はモノクロ・コピーしたものをもらえて、夜の観光案内時に色鉛筆で
明日行く予定の道をなぞったりしたのも懐かしい思い出だが。

・夜の「ティータイム」が文字通り紅茶のみに。以前はユース・オリジナルブレンドの
コーヒー(北工房製)もあって、どちらか好きな方(必ず余るので、両方も可能だった)
を飲めたのにね… 大昔は手作りのクッキー付き。次は市販のお菓子に代わり、
近年はそれもなくなっていたんだけれど、ついにコーヒーよお前もか~
和食タイプの朝食時にも出なくなったみたいで、有料(300円)とか…


私が宿泊した翌日から休館に入ったけど、次に再開するときは食事料金も
アップするみたい。夕食が1250円、朝食が750円に…ますます厳しいな。
ユースの経営も大変だろうけど、この先どうなっていくのやら…
なんか世知辛い話題が多くなっちゃったね、失礼。


*今日きれいな夕焼けを見た。このところすっきりしない天気が続いたけど、
  明日はいい天気になるのかな?




コメント
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