9月16日(土) 晴れ時々くもり
星空の下、緑岳山頂へ向かう。予想通り深い雲海が出ていた。少し遅れてOさん合流。
さらに深夜夜駆けして高原温泉から登ってきた旭川の北海洋さん合流。泊まり装備でこの速度。
一体どんな体力の持ち主なのだ、君は。
周辺のガスが多すぎてトムラウシは見えない。緑岳山麓のナナカマドの赤は見頃でとてもきれい。
ただダケカンバの黄色は少し遅れ気味。高原温泉沼めぐりコースの紅葉の見頃は少し先のようだ。
小屋直下の紅葉と白雲岳。ナナカマドはピークを過ぎて葉を落とし始めていた。
テントで休憩、朝食。北海洋さんはテント設営。
しばらくしてからOさん、北海洋さんと共に高根ヶ原方面へ散策に出かける。
今年は草紅葉の色付きが異常に早く、ウラシマツツジのほとんどがすでに黒ずんでいた。
ヤンベタップ源流部のナナカマドが見頃できれい。
「旅にしあれば・9月号」の表紙と同じ構図。この場所の草紅葉の色付きは、今年はやや精彩を欠いていた。
ヤンベタップ源頭部のナナカマドの赤がきれいで見頃だった。昨年度版の写真は、このあとこのブログ
10月号の表紙として登場する予定だ。
散策から帰ったら、覚悟していたとはいえ、テントサイトはご覧のような有様だった。三連休の初日、
しかも最終日は悪天候が予想され、まさに「この日しかない」状況なのだから止むを得まい。
最終的に66張りあったと聞いている。小屋も満員、トイレにも列ができ、できれば避けたい状況では
あったが、紅葉の見頃と天候を考えると、誰しもが今日を逃すわけにはいかなかったのだ。