今季から閉館となった層雲峡ユースホステルに立ち寄った。当然ひっそり閑としていて、
しかしとめてある5,6台の車はどこのもの?
今回山で、札幌のIさん、砂川のOさん(旧姓Yさん)、徳島のKさんなどとお会いした。
彼らはユースをベースとしながらも、これまでも避難小屋や大雪高原山荘なども利用していた
方々なので、ユース閉館後もスタイルを少し変えることで山旅を続けられているようだ。
問題は宿泊がほぼユース・オンリーだった人たちの境遇だろう。熊谷のハチマキおじさんは
今季は断念したそうだし、熊本のTさんは紅葉のペースが早まったため旅程そのものを
キャンセルしたということだ。
大阪のH夫妻は、旭岳側の大雪白樺荘ユースとぬかびらユースに宿泊し、秋の大雪山に
訪れていたという。この時点でユース的な宿を利用しての山旅としては、非常に思慮深い
有意義な選択をされたと思う。ただし、いずれも層雲峡を基点とすることに比べると、
少なからずデメリットがあり、苦労されたことであろう。
そう、本来それらの中心となるべき地点の層雲峡に、ベースとなるべき宿がなくなったのは
あまりにも衝撃が大きすぎる。このことは前々からわかっていたことだが、なくなって
なおさらこのユースの存在意義をひしひしと感じるのである。
休館中! とあるからして、いずれまた再開するんじゃあなかろうか?
温泉街にある立体駐車場が工事を終え、再利用できるようになったようだ。費用もかかるだろうし、
もう二度と復活することもないだろうと諦めていただけに、この再開は本当に助かる。今回は
たまたま利用せず終わったが、宿無し車中泊人間にとって、この屋根付き駐車場の存在は
これまた相当意義深いものなのだ。
層雲峡ユースの存在価値も同じくらい大きいのだと、町はわかってくれたらいいのだが。
建物はかなり老朽化していたから、取り壊されるのは止むを得まい。いつか再建される
であろう新型は、ぜひ温泉付きであってもらいたい。
ここで業務連絡:
マロへ、砂川のOさんが、帰省がてら大阪の忘年会に参加したいそうだ。なので、
出来るだけ早く開催日時を知らせてほしいとのこと。毎度手数をかけさせてすまないが、
もし今年も開催できそうなら、日程のすり合わせなど、よろしく頼む。
20日(水) 晴れ時々くもりのち雷雨
東川の道の駅で目覚めたらいい天気、青空が広がっていた! これがあるから、
事前にそれなりの用意と覚悟をしておかねばならぬのだろうが、いまさらじたばたしても
どうしようもない。今日は準備しながらの移動日と割り切る。
恒例の上川のあさひ食堂で「しおセット(1030円)」。合わせたのはミニチャーハン。
ここの焼き豚入りチャーハンが気に入っていて、基本これを選択することになる。
塩ラーメンはひき肉に加え、たっぷりというわけではないが野菜も盛られており、
健康志向、やはりこれを選んでしまうことが多い。