雨上がり、スカッと天気は回復したものの北寄りの風が冷たく、肌寒く感じた和歌山市です。
チンゲンサイの収穫第三弾は直植えしている畝の分です。土を再整備したくて、全部いっぺんに
引き抜くつもりで挑んだのですが、予想していた通りかなりの分量に慄き、半分強くらいで
打ち止めにしました。それでもボールに3個分、まだ同じくらいの量が残っています。
なので、何も植えていないもうひと畝のほうのみ土を耕しました。くん炭をすき込んだので、
苗の植え付けは少し間を開けたほうが良さそうです。本当なら我が家では、まだ害虫の動きが
本格化していない今時分の早い時期に、苗を植えたほうが失敗しない確率が高まるように思います。
幼苗に群がり、一斉攻撃されないうちに、株を大きくしておいたほうが生存率がいいんじゃあ
なかろうか。
花の先が少し傷んだ程度で持ちこたえたクンシラン(君子蘭)。
オダマキも無事。
花数を増やし続ける白い蘭。
ご近所からいただいたシャガの生け花。我が家のシャガはたった一輪咲いただけ。
でも長い間花をつけず、植え替えるなどしてようやく去年あたりから花を咲かせ始めたので、
今後を楽しみにしたいと思います。
外出自粛要請の最中、我々テレビっ子世代としては、テレビの前に居座る時間が
いつも以上に多くなるでしょうが、その一方、ドラマの撮影が延期されたり、中止されたり
していると聞きますし、アニメの放映も先延ばしになったものが出てきているようです。
これらの制作現場では、多くの場合3密状態となっていることは容易に想像できるし、
現状鑑みると仕方ないとは思うのですが、これ、春の番組だけにとどまらず、夏以降にも
影響を及ぼす可能性が高いだけにかなり心配ですよね。
ということで、この先どうなるか不安ながら、一応2020年度の春アニメがここらで
出そろったようなので、私なりにまとめておきましょう。私個人的にはなぜか時間が
たっぷりあるので、放映される作品をほぼすべて視聴することも可能ではありますが、
自身の領域は守るべく、いつも通りばっさばっさ切り捨て、整理している最中です。
まずシリーズもので群を抜くのが「キングダム(第3シリーズ)」で、これは別格として、
あとは「ちはやぶる3」と「メジャーセカンド(第2シリーズ)」ですか。メジャー~は
第1シリーズ=小学生編があまりおもしろくなく、期待せず見てみたら、中学生編では
大化けしそうな気配。ちはやぶるは、関西地域で無料放送で見られるのは、これが初めてに
なると思います。
リメイクもので注目は「ハクション大魔王2020」ですよね。これ、我々世代には
どストライクな作品で、何べんも再放送され、子供の頃繰り返し見た印象深いアニメです。
ハチャメチャなギャグアニメながら、最終回、しんみりさせられた記憶があります。
リメイク版の第一話を見た限りでは、残念ながらあまり出来がよくありませんでした。
一番の要因は、あくびちゃんがすっかり「常識人」になっちゃったこと。彼女に代わり、
周囲をかき回すのがその弟のプゥータらしいのですが、やっぱあくびちゃんがいいなあ。
完全新作では、「イエスタデイをうたって」が頭一つ抜け出しているか。成人男性がたばこを
吸うのが常識で、パソコンや携帯電話が出てこず、無職のことをフリーターでなく風(ぷう)
なんて呼んでいるところから、どうやら我々世代とほぼ重なる、80年代が舞台の青春物語で、
共感できる部分多いかも。キャラデザインもいいし、絵もていねいです。
あとは「波よ聞いてくれ」「ワールドトリガー」などかな。私としては、冬アニメに比べると
興味を引く作品が少なく、それでもこのほかまだまだたくさん残してはいるので、その中から
大化けしてくれる作品が出てきてくれることを期待しています。
残っている中で変わり種は「かくしごと」。隠し事=描く仕事と掛けていて、主人公はエロい作風の
漫画家で、溺愛する一人娘に自分の職業を知られないように奮闘するギャグアニメ。娘を溺愛する
マンガなら大昔の「お父さんは心配性」のほうがはるかに笑えるし、とにかくギャグがすべるので、
見始めて早々切ろうと思ったんだけど、主演の神谷浩史さんはじめ、他の作品では主役を張れそうな
声優さんが惜しげもなく参加していそうで、せめて最後のクレジットでそれを確認したくて見続けた
ところ、エンディング曲が大滝詠一さんの「君は天然色」!えっ、なんで?でもすぐわかりました。
歌詞に「かくして いたから~」とあるからなのです。それだけの理由で…
実際声優陣は豪華で、お金のかかっているアニメ作品には違いなく?、もしまだ見ていないなら、
一度チェックしてみてもいいかもですね。私は第三話まで見てみて、さてどうするかって感じです。
そして、再放送組では、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「ご注文はうさぎですか」「転生したら
スライムだった件」とかでしょうか。ヴァイオレット~は新作劇場版上映に合わせてのタイアップ放映
だったはずが、公開延期となってしまったようです。個人的には、初回放映の際、迷いながらブルーレイに
保存せず消してしまったので、もう一度見返そうというわけです。京アニ作品としては内容はかなり
ヘビーですが、作画はとてもていねいで美しいし、ヴァイオレットちゃん、やっぱりいいです。
ご注文~は、ベストアニメ100でベストテン入りした際に、そのうち数話が放映されたのを見たことが
あります。ジャンルとしては「ふわふわ系」「もふもふ系」とでも言ったらいいのでしょうか、
我々古人には、ついていくのが正直かなりきついアニメ作品(人気作だという予備知識なければ、
たぶん一話切りしていたことでしょう)ではありますが、今時はこういう作品がもてはやされるのだ
という基準を知るためにも、ここは踏みとどまらなければなりませね。
転生したら~は初回放映時、一話で(というか、見始めてすぐに)切ってしまった作品です。
あとで、ずいぶん人気のある作品であることを知りました。はたして自分の感覚がおかしかったのかを
確認したくて、再挑戦してみます。合う合わないがあるので、無理してついていく必要はまったく
ないでしょうけど、世間と自分との差を微調整するというか、どれくらいずれているのかの再確認を
たまにしたほうがいいとは思うんです。
注) ワールドトリガーは新作でなく、新シリーズ製作開始に合わせてのプロモーションの
再放送らしいです。私は全然知らない作品でしたし、レコーダーの「新番組」リストに記載なければ、
まったく気づかず、見過ごすところでした。原則、自局での再放映では「新」として認識されず、
リストには乗ってこないようなのですが、先のヴァイオレット~も「新」として掲載されていたし、
基準がイマイチ曖昧でよくわかりません。この頃、各局自前のアニメ枠に名称を付けていて、たとえば
「アニメギルド」とか「ノイタミナ」だとか、そうした枠のあるなしで扱いが変わってくるとかで
しょうかね。ちなみに、ご注文~、転生したら~はリストには乗っておらず、たまたまテレビ欄で
気がついて視聴するに至りました。新だろうが旧だろうが、新たに始まる番組をすべて拾ってくれると、
見逃すことなく助かるんですけどねえ。