旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

宇宙世紀0123年 新たなる時代へ飛翔せよ~機動戦士ガンダムF91再見パート1

2020-04-06 19:01:00 | NHKに捧げる歌



さて、どうしたことか、まだまだ時間がたっぷりありそうなので、またもや埋蔵品から何か一品と
思い立ちましたが、2020年度春アニメがドバっと始まり、これを見定めるのが大変な労力で、
そうすると長尺モノは厳しかろうと、選んだのがこの劇場版アニメ「機動戦士ガンダムF91」の
DVDです。一応2時間程度で完結しますしね。


        

その点手に取りやすいこともあって、先のイデオンやダンバインみたく数十年ぶりみたいな
スパンではなく、時々見返していたとは思います。それでも5,6年に一度ってペースだとは
思いますが。

もちろん、作品自体が気に入っていることもあります。たしか前にNHKで行った全ガンダム投票でも
10位前後にはランクしていたと思います。ガンダム関連作品の四分の一程度しか見ていない私としては、
自分の知っている(お気に入りの)作品が上位に入っているのがうれしかったように記憶しています。

アニメ「映像研には手を出すな!」でも触れられていましたが、巨大ロボット、リアルロボット路線の
アニメは現在受難な時代らしく、元々この手のSFものが好きな私は、新作ロボット系アニメはできる限り
見るようにはしているものの、なかなか「これは!」という作品に出会えません。ガンダム、イデオン、
エヴァンゲリオン、コードギアス等のメガヒットした作品でやりつくされた感があって、幅広い層から
支持されるメジャー作を新たに生み出すのが容易ではなくなっているんでしょうか。


   

F91は初代ガンダムから10年以上経過し制作されたことで、画像、音響のクオリティが
格段に良くなっているので戦闘シーンの迫力は相当アップし、メカ(モビルスーツなど)のデザインも
カッコいいですよねえ。ビーム・シールド、ビーム・フラッグ等の斬新なアイデアも目を引きます。
劇場用ということもあり非常に丁寧につくり込まれていて、約30年も前の作品ながら、
今でもあまり見劣りしない出来栄えではないでしょうか。


   

ただし、短時間にてんこ盛りの情報、ストーリーを詰め込んだため、展開が急すぎて、
映画館で一度見ただけでは、話しについていけない箇所がいくつかあったかもしれません。
たとえば、女性兵士アンナマリーがクロスボーン・バンガードを裏切り、連邦軍に
寝返る場面などが典型的で、その動機も希薄ですし、経緯もほとんど描かれないまま
突然連邦軍側の巡洋艦スペースアークに乗り込んでしまうのです。DVDで繰り返し視聴し、
想像力で補うことで理解はできますけど、劇場ではわかりにくかったんじゃあないかなあ。

シーンをいくつか追加し、公開時より5分程度長くなった「完全版」ですらそうなのですから、
それがカットされている「劇場公開版」ではさらにきつかったでしょう。これはDVDの
記録容量が膨大な賜物ですが、このソフトには両作品ともダブルパッケージで収録されていて、
好みで選び視聴することができます。それで劇場公開版も試したことあるのですが、説明不足が
さらに顕著で展開が唐突すぎて、嫌になり、これまでたった一度見たきりなんですね。


森口博子さんが歌ったテーマ曲「ETERNAL WIND」がブレークし、彼女の最大のヒット曲に
なりました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする