旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20201102~03 小樽港~舞鶴港 船~荒れる前に乗るか、荒れが収まってから乗るか

2020-11-03 11:03:01 | Weblog



往路も地域共通クーポン5000円分もらえたけど、使用期限、使える場所など、もうちょっと
どうにかならんものかね?

   

たとえば、ここ魚真で使えるとしたらずいぶん助かるんだけど。でも、魚真も笹一も
どちらも指定店のポスター掲示していなかったので、対象店ではないみたいだ。

今夜は昼のおやつがこたえていて、「小樽にぎり・12貫」にしておいた。


   

「生にしんの刺身」があったので注文してみた。これまでもすしネタや焼き魚でにしんをいただいた
ことはあったが、お刺身で食べるのはたぶん今回が初めてだったと思う。上品な甘み、とても美味。


   

はまなす乗船後人心地つき、サッポロクラシック・富良野VINTAGEでひとりうちあげ。

バイクは1台のみ、原形自転車が2輪、乗用車が30台程度か、乗客数も少なくて、
完全にオフシーズンの静かな船内。


11月3日(火・祝日) 曇り時々晴れのち一時暴風雨


   

朝のもぐもぐタイムのちお風呂のち読書三昧。心配していた海上模様は穏やかで問題なし、
ゆったりとした時間が流れる。そしてカップ焼きそばとおにぎりでひとりうちあげパート2。
酔っぱらってお昼寝時間…と、ここまでは良かった。

目が覚めたら天候が急変していて大荒れ、波が荒れ狂っていた。横揺れ防止装置のスタビライザーが
作動する音なのか? ガーン、ガーンと物が激しくぶつかるような音が船底で響き渡る。その装置の
おかげか、船の揺れ自体は立ってられないほどひどくはないのだが、こう上下左右に不規則に
揺さぶられると、私は「も~アカン」状態で、横になって寝続けるしかないのであった。


このあと日本海で低気圧が発達すると聞いていたので、1日(日曜日)が天気が悪くなった時点で、
その日のうちに急きょ船に乗ろうとまず考えた。だが帰り着く自宅の都合が悪いことを主要因として
それが叶わず、そしたら低気圧が過ぎ去ってから乗船しようと次に考えたのだが、雪の降り方次第では
現地で身動きがとれなくなる可能性を考慮し、ある程度の揺れを覚悟して2日便を選んだのであった。

これがまんまとドツボにはまってしまったわけで、こうなると揺れが収まるまでひたすら耐えるしかない。
が、その揺れは舞鶴港郊外に入るまで続き、用意していたカップ麺は食べることができず、入港直前に
残してあった菓子パンをコーヒーで流し込むのがやっとであった。


船は10分遅れ程度の21:25到着。この荒れ具合からすると、この程度の遅れなら致し方あるまい。
ところが、港へなかなか接岸できず、前進・後退と何度も微調整を繰り返し、定位置に停泊できないのだ。
ここで思い出したのは、そういえば小樽港でもずいぶん接岸に手間取っていたようで、なにかいつもと
様子が違うなと遠巻きに他人事で見ていたことだが、どうやらこれは、操舵士が不慣れためとの結論に至った。
見習い操舵士が、乗船客が減り、影響の少ないこの時期に、実地訓練しているのではなかろうか。

ようやくと接岸してもすぐには車両甲板へ立ち入れない。普段なら先に外してある車止めを接岸後に
外す作業に時間がかかるからで、操舵士が不慣れなため、接岸態勢中にもしものこと(激しい動揺)が
あってはならないとの配慮からなのだろう。いつまでたっても下船の案内が放送されず、さすがに
イライラして見に行くと、乗船口付近に集まった人たちのしらけムードとあきらめが漂っていた。
誰もが最初から運転がうまいはずがなく、長い目で見守らなければならないのがわかっているとはいっても。

さあ、ようやく車両甲板へ戻ることができ、車の下船が開始されたが、前回に引き続き、またもや
私の車の順番はべべ… 船外に出られたのは22:00を回ってからである。このところ不運が続く下船時だ。
私のような暇人だからいいけど、明日朝早い人はこんなに遅れるとシャレにならんわなあ。
自宅に帰り着いたときには深夜1:00を過ぎていた。


今回は前後の予定を優先させたため、嵐の最中に突っ込んでしまう結果となった。決まった休みを
利用してのスケジュールなら有無を言わせず乗るっきゃないが、なるべくなら海上模様を先読みして、
可能な限り穏やかな航海を楽しみたいものだ。
   

コメント
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