台風7号は、紀伊半島を縦断することがほぼ確実となりました。速度が遅いこと、
大潮と重なることで、被害が大きくなる恐れがあります。
隣の家が、塀が飛ばされないように長いロープで固定し始めました。私も今のうちに
何かしなければと家の周囲をうろついた挙句、したことと言えば台所の窓に掛けてある
よしずを外したことくらい、備える時間はたっぷりあれど、抗う術を持たない無力さを
思い知らされるだけです。
このあたり、数年前にえらいめにあった教訓がまったく活かされていません。無抵抗
なのも悔しくて、何かしなければと気ばかり焦り、しかし結局何もできずじまいです。
光子力研究所(←マジンガーZ)のバリアのような防御態勢があればと思います。でないと、
近所から飛ばされされてくる瓦や瓦礫の類などは防ぎようがなく、憶測ながら、前回は
そのような飛来物がきっかけで、我が家の瓦屋根やカーポートが破損したと思われます。
どのみち、倒されるのは確実なので、先にピーマンを横倒しにしておきました。
ナスビのプランターは、風当たりが少し弱くなるような場所に移動させましたが、
気休め程度で、吹いて吹かれまくるでしょうから、小ぶりなものを含め、ほぼすべて
とってしまいました。あと二、三日すれば、もうひとまわり以上大きくなっていた
はずなので、少々残念です。今一時帰宅中のご先祖様にはいいお供えとなりました。
オクラ3個とピーマン5個も同様に早どりしておきました。
これは、アリの襲撃を受けたオクラの実です。栄養を吸われるためか、それとも
キバから毒が入るのか、まっすぐ育たず、このように団子状にしかならないのです。
先の旅から帰宅後の約一か月、ほとんど雨が降らなくて、通り雨のようなのが短時間に
降ったことが数回あっただけでした。本日は、台風の外側の雲が掛かり、雨が降ったり
止んだりの一日で、こんな愚図ついた天候は本当に久方ぶりで、皮肉なことに、
水やりをする手間は省けました。この間、連日の庭の水やりは大変だったのは確か
ですが、雨乞いはしなかったはずです。いや、「ひと雨ほしいな…」の心のつぶやきが、
漏れ聞こえちゃったのかもなあ。