旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

二代目S-8購入~帰ってきた五郎とゴロー

2019-01-14 19:25:00 | ライカはローリングストーン




二足目のゴローS-8を買い求めました。登山靴をいきなり通販で購入するのは、サイズや履き心地の
関係でかなり勇気がいると思うのですが、前回お店で計測した足型が手元にあり、自分で計る必要が
なかったし、同じ仕様のものを購入すればまったく問題なかったので、ほぼ心配無用での発注でした。


   

しかし、まったく同じ靴を二足持つのも芸がないかなとしばし思案し、S-8の深型にしようかとも思い、
少々迷った挙句、結局また同じものになってしまいました。


   

ちょっとお見苦しいのではありますが、これが前回購入した一代目で、その購入時に書いた記事がこちらでして、
2012年のことでしたから、丸7年使用したことになります。その時届いたばかりのS-8と二代目を比較すると、
ずいぶん色味が変わっていることに気づきます。同じ裏だし皮革ながら、前回はスイス、今回のはバルペル
(スイス、バルペルとも皮革の名前なのでしょうか、よくわかりません、専門用語?なのですかね)とのことで
素材が違っており、その差ではないかと思われます。

この一代目のソール(ビブラムソール)を、今回新品購入と同時に張り替え修理してもらいました。酷使を重ね、
かなり磨り減っていたのが少し前から気になっていたのです。東京とのやりとりになるので、送料などが発生、
それなりの金額になるのでちょっと躊躇していたんですね。新品購入と同時に行うことで、別々の注文よりは、
多少経費を抑えられたとは思います。


   

でもまあ、思い切って修理に出してよかったですわ。初代は一見、全体的にはくたびれているようでも、
まだまだ丈夫で頑丈、びくともしていないので、二足を交互に使うことで少なくともこれまでの倍、
あと7年くらいは使えるのではと期待しているのです。

7年前のおニューの時と比べると、まるで別物ではありますが、いかにも登山靴って風貌に進化し、
年季が入ってとても足に馴染んでいることが、写真からも伝わるのではないでしょうか。


   

新旧比較、この写真がわかりよいかな。旧モデルはワックスをすり込んであるので、黒光りしています。
新品のS-8の風合いが素敵で、できたらこのまま手をつけたくはないのですが、このあと一回目の
ワックスがけを行い、初期の装いは一変しました。防水処理はアウトドア使用では欠かせない作業ですし、
致し方ないのはわかっていても、スエードのような素朴な新品のフォルムは捨てがたい魅力があり、
最初かなり抵抗がありますよね。


           

モンベルで靴の中敷「ドライワッフル・フットヘッド」と、旧モデル用に靴紐も購入。旧モデルは
靴紐もずいぶん傷みが目立っていたので、このタイミングで新調しました。

S-8は元々中敷がなく、これは好みが分かれましょうが、私としては中敷を追加することで
足や腰への衝撃を和らげる効果も期待しているので、加えて履いています。このモンベル製の
フットヘッドはメッシュ構造で、多少は蒸れ防止の効果もあるかと思い使っています。


           

新しい靴紐を装着した旧モデル(左)。モンベルには同じような色合いのがなく、できるだけ落ち着いた
色味のを選んだらこの色になりました。これはこれで雰囲気がずいぶん変わったので、よかったと
しておきます。

二代目のS-8は、自分の年齢を考えると、途中なんらかのトラブルなどなければ、私にとって
最後の登山靴になる可能性がありますね。でも、初代が先にへたった時、まだ登山を続けられそうなら、
もしかしたらもう一足必要になるのかなあ。先のことはよくわかりませんけど、足の状態が良く、
体力が続く限り、この二足を使い、もう少し山歩きを続けられたらと願っています。





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