旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20180802~04  上川町  白雲岳テン場二泊三日パート5

2018-08-03 08:03:02 | Weblog




朝食後、再び白雲岳方面へ出かけた。すぐ近くで野鳥がひとしきりさえずっていた。のどが黄色い。


   

白雲岳避難小屋とテン場を望遠。深いガスが高根ガ原を流れている。


   

白雲分岐を直進して、北海岳方面へ向かう。氷と岩の殿堂って感じの白雲岳を見上げる。

小さいながら、いくつかお花畑があった。


   

分岐まで戻り、白雲山頂を目指す。グランドのように広がる大地の向こうにトムラウシ。このとき
たまたま見えていたが、この日は基本あまり機嫌よろしくなく、お隠れになっていることが多かった。


   

久しぶりの白雲岳山頂から旭岳を望む。


   

山頂から登ってきた方面を振り返る。

山頂直下にハクサンボウフウを中心としたお花畑があって、ここでしばし撮影する。


テントに戻り昼食。午後再び高根ガ原方面へと考えていたが、このあとはずっと雲が多い状況で、
結局ダラダラと過ごしてしまった。朝から強まった風は一日中吹き荒れ続けた。たぶん10日くらい
まとまった雨が降っていないテン場はカラカラに乾いていて、強風に吹きつけられた砂粒が
テントに当たってその勢いで舞い上がり、わずかに空けておいた出入り口から吹き込んで、
テント内は砂だらけとなった。ここまで砂に悩まされたのは今回が初めてだった。

高校山岳部はさらに増えて計四校、一般客もそこそこ多かったので30張りくらい、かなりにぎやかな
テントサイトとなった。突然山岳部女生徒たちのコーラス?が始まったのには面食らったが、
まあ、天使の歌声が聞こえてきたのだと軽く受け流したい。話し声、ふざけあう大声が響き渡り、
やかましかったのは事実だが、全般さわやか、節度あるっていうのかな、消灯時間厳守、
夜間はとっても静かなテン場環境だった。






   

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20180802~04  上川町  白雲岳テン場二泊三日パート4

2018-08-03 08:03:01 | Weblog




8月3日(金) 晴れのちくもり

この旅行中、一度も目覚ましをかけなかったのに、この日もなぜか2:00頃目が覚めた。
トムラウシ付近にガスがかかっていたが、上空は晴れて月が明るかったので、ダメ元で
出かけることにした。外に出たら、山岳部の女生徒数名が星を見上げながらヒソヒソ話。
寒ないんか、君ら。

行き先を決めかねていたが、昨日見つけておいたチングルマの群落を月明かりで写すべく
白雲分岐方面へ行ってみた。一応狙い通りに写してみたが、そんな大きな群落ではないので
結果はイマイチか。

分岐から白雲山頂へ行くか、それとも緑岳方面か。迷った末に小泉岳経由で緑岳へ向かう。
これで、結果的に板垣新道のおそらく凍っているだろう雪渓を回避したことになる。

そうこうしているうちに、トムラのガスが下がり、山頂が見え始めたので、緑岳+雲海+トムラ
の組み合わせで写してみた。東の空がそこそこ焼けたのに、トムラ方面のガスにその色味が
加わらず、こちらも結果はイマイチかんばしくないような気がする。


写真は、白雲岳とその上空に出ていたきれいな雲。



   

板垣新道の雪渓上から緑岳とトムラウシ。


   

イブキトラノオの群落とトムラウシ。再びガスが上がり始めて、トムラウシは風前の灯である。




   

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20180802~04  上川町  白雲岳テン場二泊三日パート3

2018-08-02 08:02:03 | Weblog




テント設営、ここで初めてグレイルの浄水ボトルを実践してみた。飲み水だけでなく、調理用の水も
浄化した水を使えるので、安心感高まり、とても気分がいい。

休息後、高根ヶ原方面へ散策に出かけた。いろんな種類の花々が見られ、これはヒメクワガタ。


   

こちらはオトギリソウ。


           

エゾウサギギクの群落。もう少し密度濃く咲いていてくれたら…


           

お花畑と白雲岳。


テントへ戻り、休憩後、今度は白雲岳分岐まで散策。今日はこれでお開き。


平日にもかかわらず、高校山岳部の団体が二組いたこともあり、けっこうテン場は
込み合って、計20張りくらいはあったと思われる。



   





   


   


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20180802~04  上川町  白雲岳テン場二泊三日パート2

2018-08-02 08:02:02 | Weblog




緑岳山頂 7:10登頂。

トムラウシはすでに雲に隠れていた。


   

緑岳は2019m、来年標高年なのか?


   

板垣新道に大量の雪渓が残っているのに驚いて撮った写真。今年は雪の残り方が例年とは
かなり違っている。


           

ここから白雲岳避難小屋付近まですべて雪渓の上を歩く。アップダウンがないので一直線で
たどり着ける。ただし、早朝は凍っていてツルツル、とても怖い。






   

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20180802~04  上川町  白雲岳テン場二泊三日パート1

2018-08-02 08:02:01 | Weblog




8月2日(木) 晴れ時々曇り

家を出る前の週間予報とはまるで変わってきて、安定した晴天が続くらしい、うれしい誤算だ。
それに昨夜から急に涼しい風が吹き抜けるようになって、一気に気温も低くなった。この
カラッとした湿気の少ない陽気が、本来この時期らしい北の気候なのだと思う。

4:10 高原温泉駐車場出発。


   

緑岳第一花畑上部に残った雪渓がカチンコチンに凍っていて歩きづらかった。


   

第二花畑のチングルマとエゾコザクラの群落。


           

登山道沿いの花畑。全行程通じて、今回は大規模な花畑にはお目にかかれなかったが、小さい群落は
そこかしこに見ることが出来た。たくさんの花を愛でることで、久しぶりに夏の大雪山に来ていることが
実感でき、歩いていてとても気分のいい登山道が多かった。


   

威嚇する鳴き声が聞こえたので目を凝らすと、エイコの沢の雪渓上にエゾシカがいるのを見つけた。


   

バンヘイレン・ジャンプ! 


   


   

そのすぐ下に、本隊らしき群れがいた。

コンデジの最大望遠で撮影。





  

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20180801  上川町  夏はにぎやか・第一章

2018-08-01 08:01:02 | Weblog




すっかり酔っ払って、あとは層雲峡の駐車場で寝るだけだった19:00頃、突然花火(信号弾だろう)の
音が鳴り響いたかと思うと、続いて太鼓の音が聞こえてきた。そうなるまでうかつにも気がつかなかった私、
今夜は「層雲峡 峡谷火まつり」だったのだ。実際のところ眠くて見に行けそうな気力はなかったのだが、
このまま寝入っても大きな花火の音で寝入りばな起こされそうなので、諦めモードで見物に出かけた。


   

会場はバス停(駐車場)内で、すでに多くの客が集まっていた。さらに増え続け、仕舞方には会場から
あふれるほどであって、その大多数は外国人旅行者だった。大げさに言えば、日本人観光客は
どこにいるのよ?って感じなのだ。

まずは自衛隊の皆さんによる太鼓の演奏。自衛隊の活動は幅広いのだ。


   

途中省略して、これが一番最後の演奏、地元太鼓保存会の方々がそろっての演奏で、層雲峡峡谷を
流れ落ちる滝の数々を太鼓の音に仮託して表現する演目だ。ほとんど女性のみの布陣で、男性は
大きな太鼓を叩いていただけだったと思う。


           


           


           


   

そしてラストが花火の打ち上げ。前に音だけ聞いたことがあって、峡谷に響き渡る大音響がすごいことは
知っているつもりであった。まあでも、花火自体はたいしたことないだろうと全然期待していなかったら
これが大違い。打ち上げる高さが低いのですぐ目の前で花火が開き、目前まで迫ってくる勢いで、
ものすごく迫力があった。特にラストの全面ゴールドに輝いた花火が圧巻で、観客からも大きな
歓声が上がっていた。

花火だけなら、この時期数日間やっているみたいなので、皆さんも機会あらば一度ご堪能くだされ。

予想以上にいいものを見せていただいて大満足。少し飲み直したら、明日に備えて早よ寝えやあ。




   

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20180801  東川町  おかめで生姜焼定食

2018-08-01 08:01:01 | Weblog



8月1日(水) くもり一時雨のち晴れ

昼食をがっつりいただこうと、久しぶりに東川町の「定食 おかめ」に行ってみた。
時間差で、わざと遅めの時間に行ったのが功を奏して席にはありつけたのだが、
一番目的の「肉野菜炒め定食」はすでに完売していたのが残念だった。

代わりに頼んだのが写真の「生姜焼き定食・750円」。とにかくすごいボリュームで、
豚肉200グラムくらい使っていそうな感じ?大盛りだ。肉の下にキャベツが敷いてある。
6月以降の天候不順で、今北海道はすごく野菜の値段が高騰しているらしいので、
食事を出すお店は大変だと思う。ここへ来ての晴天、高温で、秋野菜の実りは
盛り返せるのかしら。

おばちゃん、肩を痛めているとかで、重い食器(膳)を運ぶの大変そうだった。
軽い食器に変えたり、若い従業員雇って少し楽したらいいのに、何かこだわりが
あるのだろう。

できるだけ末永く続けてほしい、腹ペコ君ご用達のお店なのである。







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