あれだけ激しい風が吹き荒れましたから、育てている野菜たちも被害を免れませんでした。
ゴーヤは支柱の一部が壊れ、上部がひしゃげた感じになっています。しかし、葉っぱなどは
ほとんど影響を受けていないようです。さすがに丈夫なゴーヤは、耐風性能もかなり高いようです。
オクラも周囲を囲っていた支柱が傾いていました。まあでも、ビニールで覆っていた効果が出て、
茎が折れたりはしていません。このあと土を足すなど再整備して、追肥しておきました。
オクラの花。黒い点はアリですね。収穫は最終盤に差し掛かっていると思われますが、今しばらくは
旬の味を楽しませてくれるでしょう。
ナスビ、ピーマンも茎は無事ながら、草勢が回復する兆しが見られず、そろそろ潮時みたいですね。
オクラ2個とゴーヤを4本収穫しました。特大の2個は気づくのが遅れ、左のはすでに黄色く熟し始めてます。
毎日あれほど注意して観察しているはずなんですがね。
フダンソウ(うまい菜)が発芽しはじめました。例のごとく、バラバラっとそろわずに芽が出ます。
今日の和歌山市は、青空が広がったものの風が強く、時々突風が吹きました。これは台風19号から
変わった低気圧の影響なのでしょうかねえ。
ここしばらく災厄からかろうじて逃れてきた我が家でしたが、このたびの台風20号の襲来で被害が
出てしまいました。それにしても手厳しい風でした。四国東部を縦断する台風は、和歌山県としては
最悪のコースのひとつで、しかもかなりの大型、ある程度の覚悟をしてはいました。
仕事からの帰宅時はまだ風雨とも弱く、午後10時頃から急速に雨風とも強まり、それから
未明にかけてがひどい状況でした。和歌山市の友ヶ島で、午後11時頃の最大瞬間風速が
52.3メートルだったそうです。我が家でも瞬間的にはそれに近いような暴風に見舞われたでしょう、
家全体が揺れ動くのが伝わりました。おそらくこの家に引っ越してから、最大級の風当たりに
違いないと思いました。
被害が出ないことを祈りながら、なすすべなく眠るしかありません。翌朝6:00頃、朝刊をとりに
表に出て驚きました、駐車場のアコーディオン式の門扉の片方が、付け根からねじ切られ
倒れていたのです。
こんなのが切断されるなんて、相当強い力がかかったのでしょう。これまでも風に煽られて勝手に
動くなどしたことはあっても、もちろん壊れたことはありませんでした。
家の周囲をざっと点検しましたが、幸いそのほかに被害はなさそうです。今回は雨は
さほどでもなかったので、和歌山市では浸水などの被害はなく、ただしあの強烈な風でしたから
同じように門扉が壊れた家、シャッターがめくれ上がった店舗、壁がはがれた住居などを道すがら
多数見かけました。全国ニュースで流れるほどの大規模な被害はなかった和歌山市ですが、
こうした細々した災難は多数出たものと思われます。
大規模ではないといっても、個人としては大損害です。修繕する(新たに付け直す)としたら、
一体どれくらいの金額がかかるのでしょうか。まったくその検討がつきませんが、おそらく
10万円単位の金額は必要だと思われます。あまりに高いようだと、いっそ門扉なしでも
いいかなと思いました。
職場でその話をしたところ、「一回北海道行くのやめたら、資金捻出できるのでは?」と
あっさり言われました。あっ、なるほど、その手があったかと思いましたよ、まったくそんな考えが
自分の中にはなかったものですから。
でも、捨てる神あれば拾う神ありで、どうやら保険が下りるめどがつき助かりました。となると、
今度はもっとがっちりした、風に強いタイプに交換しなければと、今後継機を検討中です。