旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

無力です…

2023-08-14 17:09:00 | 案山子と人と烏



台風7号は、紀伊半島を縦断することがほぼ確実となりました。速度が遅いこと、
大潮と重なることで、被害が大きくなる恐れがあります。

隣の家が、塀が飛ばされないように長いロープで固定し始めました。私も今のうちに
何かしなければと家の周囲をうろついた挙句、したことと言えば台所の窓に掛けてある
よしずを外したことくらい、備える時間はたっぷりあれど、抗う術を持たない無力さを
思い知らされるだけです。

このあたり、数年前にえらいめにあった教訓がまったく活かされていません。無抵抗
なのも悔しくて、何かしなければと気ばかり焦り、しかし結局何もできずじまいです。
光子力研究所(←マジンガーZ)のバリアのような防御態勢があればと思います。でないと、
近所から飛ばされされてくる瓦や瓦礫の類などは防ぎようがなく、憶測ながら、前回は
そのような飛来物がきっかけで、我が家の瓦屋根やカーポートが破損したと思われます。

どのみち、倒されるのは確実なので、先にピーマンを横倒しにしておきました。


    

ナスビのプランターは、風当たりが少し弱くなるような場所に移動させましたが、
気休め程度で、吹いて吹かれまくるでしょうから、小ぶりなものを含め、ほぼすべて
とってしまいました。あと二、三日すれば、もうひとまわり以上大きくなっていた
はずなので、少々残念です。今一時帰宅中のご先祖様にはいいお供えとなりました。


オクラ3個とピーマン5個も同様に早どりしておきました。


    

これは、アリの襲撃を受けたオクラの実です。栄養を吸われるためか、それとも
キバから毒が入るのか、まっすぐ育たず、このように団子状にしかならないのです。


先の旅から帰宅後の約一か月、ほとんど雨が降らなくて、通り雨のようなのが短時間に
降ったことが数回あっただけでした。本日は、台風の外側の雲が掛かり、雨が降ったり
止んだりの一日で、こんな愚図ついた天候は本当に久方ぶりで、皮肉なことに、
水やりをする手間は省けました。この間、連日の庭の水やりは大変だったのは確か
ですが、雨乞いはしなかったはずです。いや、「ひと雨ほしいな…」の心のつぶやきが、
漏れ聞こえちゃったのかもなあ。

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台風の置き土産の暑さと強風~秋ナスビ二個目の収穫

2023-08-11 18:57:00 | 案山子と人と烏



台風6号襲来で被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。

台風の進路から逸れた和歌山県も、流れ込む湿った空気の影響で、南部の
同じような地域に雨が降り続きました。南から北上するその雨雲のほとんどは、
和歌山市に到達する頃には消え去り、こちらではほんのわずかしか雨は降り
ませんでした。降らない時にはこんなものです。

ただ、南寄りの風がフェーン現象のような効果となったためか、和歌山市と
しては異例の37℃越えの連日の猛暑日に加え、昨日は強風が一日吹き荒れ
ました。遠い台風の置き土産ですかね。今日はその風は収まりましたが、
厳しい暑さは続いていて、庭の花々も、チリチリに焼け焦げています。


水分不足と暑すぎる気温にもめげず、秋ナスビがまた収穫までこぎ着け
ました。過酷な条件をクリアし育つ分、甘みは乗っていると思いますよ。
今日はほかにピーマン3個がとれました。オクラには相変わらず花や実に
アリが群がり噛みつくので、これ以上収穫は望めそうになく、最初から、
最後の最後まで受難続きでしたね。


台風7号の本土上陸が濃厚になりつつあります。お盆休みの帰省や
行楽シーズンの混雑と重なる可能性が出てきました。関西も何らかの
影響を受けそうな気配、ヒヤヒヤしています。

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立秋、秋ナスビ収穫開始

2023-08-08 18:35:00 | 案山子と人と烏




剪定更新して約三週間、秋ナスビ収穫が始まりました。形、大きさ共々
いいものがとれました。図ったわけではないのですが、ちょうど今日は立秋、
タイミングとしてはぴったりだったかもしれませんね。現在ふたつある株の
両方ともに、小さな実が鈴生りになっています。遠くの台風の影響で、天候が
不安定、曇り込む時間帯が多くなったとはいえ、依然少雨傾向の和歌山市、
実が適度な大きさにまで育つかどうか、現段階では微妙なところです。

本日はゴーヤ1個と、写真にはありませんがピーマン7個を合わせて
収穫できました。

台風6号の直撃は免れそうな近畿地方、今度は7号の動きが気になります。
海水温度が高いこともあり、強い勢力で本土を目掛けてくるのが怖いです。

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不実在探偵の推理

2023-08-06 19:06:00 | 図書館はどこですか



今回図書館でお借りしたのは、「不実在探偵(アリス・シュレディンガー)の推理
/井上悠宇(いのうえ ゆう)著」です。朝日新聞紙上(夕刊だったか?)で
紹介されていたのが読もうとしたきっかけでした。幸い二番手で読むことが
できましたが、私のあとにはすでに10人ほど順番待ちであるようです。

面白かったです、あっという間に読み終えました。親しみやすいのです。
絵が浮かんでくるっていうのかなあ、それが誉め言葉になっているかどうかは
ともかく、アニメ映画の原作としてすぐに使えるような気がするっていいますかね。
表紙にあるような美少女がズバリ探偵役で、鋭い謎解きしてくれるだけで見る価値
ありますよね。ただ残念ながら、彼女は言語による意思疎通ができず、ダイスの
示す数字で「ハイ」「イイエ」「ワカンナイ」しか表現できないため、ヒロインに
新進気鋭の実力派声優を当てられないのが玉に瑕ではあります。彼女は「不実在」
なのですから、致し方ないとあきらめるか、それとも、彼女の心の声をモノローグ
で語らせることならできるのかも。

ラノベ(=ライトノベル)ってのをいまだに読んだことはありませんが、たぶん
それに近いような軽いタッチで物語は進行する割に、主人公らが巻き込まれる
事件は手が込んでいて、今日的問題がその背後に見え隠れします。たまたまこの前、
横溝正史さんの「白と黒」を再読したばかりですが、同じようなテーマが事件の
発端となっていることも興味深いです。その扱いはまるで違っているようで、
実は内在する問題は何も変わっていないようでもあります。ただし、昭和石頭の
私では事件の真相に迫ることは難しく、アリスちゃんの手助けが必要なのです。
彼女らによって明かされる謎も意味深で、読みごたえがあり、軽さと重さのやや
アンバランスな感じも心地よく、悪い気はしません。アリスちゃんの推理の続きを
読みたいと思ったのは、私だけではないと思いますよ。

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完熟ゴーヤ収穫

2023-08-04 19:11:00 | 案山子と人と烏



8月に入り、今日初めて買い物に出かけましたが、牛乳などの価格がまた上がっていて
驚きました。あきらめモードというか、しらけムードというのか、なんだかもう、
どうでもよくなってきちゃいますよね。日々こまごまと工夫して節約に努めても、
こんなあっさりと値を上げられると、音を上げるしかないですわ。


昨日の朝、和歌山市で降水を観測しました。先月13日以来、三週間ぶりの雨だったよう
です。短時間でしたがそれなりに強く降ったので、街路樹などは一息つけたでしょうか。
迷走台風の動きが気になります。近畿地方もなんらかの影響を受けそうな気配があります。


見逃して、枝で完熟させたゴーヤの実を収穫しました。気づいたときにはすでに手遅れで、
種をとるために実を入らせるしかありませんでした。

今朝はほかに、ピーマン3個とオクラ1個がとれました。オクラには、花が咲いている
うちからアリが群がっていて、花や実に噛みつかれるためか、まっすぐに育ちません。
大きくするのはあきらめて、これくらいで収穫するしかない状況です。


    

ゴーヤの種です。20個以上あります。
    

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