🌸哲学の歴史(現代思想)4
⛳リベラリズム(自由主義と訳されるが)
☆誤解を招かないように、リベラリズムと表記することが多い
☆リベラリズムとは、もともとは「自然権」を守る思想
☆誤解を招かないように、リベラリズムと表記することが多い
☆リベラリズムとは、もともとは「自然権」を守る思想
*「自然権」生命・自由・財産と人が生まれながらにして有す権利
*権力の恣意的な行使から守るべきだという思想
☆この思想は19世紀の『自由論』に受け継がれる
☆この思想は19世紀の『自由論』に受け継がれる
*古典的自由主義の内容を、他人に危害を加えない限り保障される
*いわゆる「他者危害の原理」
*リベラリズムは価値の中立性を意味している
*いわゆる「他者危害の原理」
*リベラリズムは価値の中立性を意味している
*人に迷惑をかけない限りは正しいという
☆現代社会でのリベラリズム
☆現代社会でのリベラリズム
*単なる中立的価値を表すものではない
*積極的に人々の自由を促進する思想として掲げられてきた
☆背景には、資本主義の進展がある
*貧富の差をいかに救うかが、思想の面でも課題になっている
⛳現代リベラリズムのジョン・ロールズの『正義論』
☆福祉国家型自由主義、平等主義的な自由主義
☆単に自由なだけでなく、公正にも配慮することが真の正しさとの説
☆リベラリズムは、時代の変化に則しいまもなお進化し続けている
☆リベラリズムと対立するのがコミュニタリアニズム思想
☆リベラリズムと対立するのがコミュニタリアニズム思想
⛳コミュニタリアニズム思想
☆共同体を重視する立場
☆個人の権利を重視するリベラリズムの立場が席巻するアメリカ
☆個人の権利を重視するリベラリズムの立場が席巻するアメリカ
☆その風潮を批判する一連の著作が発表された
☆急先鋒が政治哲学者サンデル
☆急先鋒が政治哲学者サンデル
☆現在コミュニタリアニズムと対置されるのは
*リベラリズムよりもコスモポリタニズムという思想
*「世界市民主義」とも訳される
⛳コスモポリタニズム思想
☆国家の枠を越え、世界全体を人類が住んでいる共通の場所ととらえる
☆この思想は、コミュニタリアニズムのように共同体単位ではない
☆国家の枠を越え、世界全体を人類が住んでいる共通の場所ととらえる
☆この思想は、コミュニタリアニズムのように共同体単位ではない
*個人単位で正義や幸福を考えることが可能になる
☆世界規模で考えると
☆世界規模で考えると
*一国の正義やある共同体全体にとっての幸福など問題にならない
*ひとりの人間にとって何が正義になるのか
*ひとりの人間にとり、何が幸福なのかを問う
☆この発想自体は古代ギリシアの時代からあるもの
☆中世や近代以降のコスモポリタニズム
*平和の樹立のための思想として位置づけられる
☆現代のコスモポリタニズム
☆現代のコスモポリタニズム
*貧困問題をはじめとしたグローバルな正義を実現するため
*政治思想として、国家単位ではなく個人を主体に正しさを考える
*コスモポリタン・リベラリズムが唱えられている
⛳公共哲学という区分で論じられる哲学
☆コミュニケーションの場としての公共圏の意義を訴えた
☆公共圏についてハーバーマスに示唆を与えた人物
*ユダヤ系の女性現代思想家アーレント
*彼女自身、ナチスの全体主義の犠牲になった
☆経験より「私」と「他者」の間の区別がなくなる世界を批判した
*異質なものの存在を認める⇒視点の複数性の意義を訴えた
*これが確保されているかどうかで、正しいかどうか決まる
*積極的に意見を主張することの大切さも唱えている
☆すべてが一色に染まってしまう全体主義
*誰もが公的なものに無関心な大衆社会の裏返し
*複数の市民が自由に言論活動を展開する
*複数の市民が自由に言論活動を展開する
*彼女は、ギリシャのポリスの空間を理想として掲げている
⛳急速に台頭してきた現代思想の最新の状況
⛳急速に台頭してきた現代思想の最新の状況
☆ポスト構造主義以降の思想の思弁的転回と呼ばれる
☆人間中心に物事の存在を考える相関主義を批判
☆人間中心に物事の存在を考える相関主義を批判
*主体を抜きにした物独自の世界を肯定しようとする
☆哲学はAIなどのテクノロジーの進化に対応すべく進化続けている
(敬称略)
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⛳出典、『教養としての哲学』
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