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日本停滞の原因「民主主義」の欠如(1)

2022年06月14日 | 科学
🌸日本停滞の原因「民主主義」の欠如(1)

 ☆正論かも? 科学者野党かも?

日本人には「選挙権」がない
 ☆日本は、まっとうな選挙制度を持っていない国だ
 ☆そう言うと「そんな話はおかしい」と思う人が大半でしょう
 ☆日本の選挙の実情は、民主主義社会の「自由選挙」と違う
 ☆「自由選挙ではない」証拠、国政選挙における「小選挙区制」
 *憲法上、選挙では必ず「代議士」に投票する形でなければいけない
 *代議士を選ぶとなった時に「自分と同じ考えの人」少ない
 *何人もの候補者を比較して、自分に考えが近い人を選ぶ

 ☆今の小選挙区制の選挙
 *自民党から1人、野党から1人、その他1人の候補しか出てこない
 *自民党といってもタカ派もいればハト派もいる
 *野党候補にしても、立憲民主党の中に
 (左寄りの人、自民党出身で保守・中道の考えの人もいる)
 *各党が立てる候補が1人だけ
 ☆北朝鮮で行われるような信任選挙と大差ない
 (各選挙地区に1人の候補を立てて信任か不信任かの票を投じる選挙)
 ☆小選挙区制では「この人に託そう」と思うことができない
 ☆小選挙区制は憲法による規定を守っていない
 ☆小選挙区制度違憲状態といえるような欠陥制度です

「立派な人が選ばれる選挙」では困る政治家がいる
 ☆「現在の選挙は違憲状態だ」と違憲訴訟する弁護士グループがある
 *「一人を選ぶ権利では、 一票の重さに差がある」といったもの
 ☆人がぎっしり住んでいる東京と島根県のようなところを比べれば
 * 一人が持つ選挙の権利の重さが違うのは当然です
 *人間一人ずつが守るべき国土の大きさが違うからあたり前
 ☆「一票の重さ」などと数だけのことを言っているから
 *小選挙区制の本質的な問題から人々の目を遠ざけている
 ☆小選挙区制になっている理由
 *選挙制度が厳しくなると「立派な人」が選ばれてしまう
 *政治家の側は「立派な人が選ばれる選挙」では困る
 *現役の議員が自分の息子を後継者に立てようと思った時
 *純粋に人物を比較する選挙になってしまうと
 *得意技の「地盤・看板・カバン」が使えない
 ☆その結果、地域で最も優れた政治家候補
 *選挙では選ばれず、議員の質はだんだんと落ちていく
 ☆最近のように「何もしない政治家」と言われるような
 *力のない政治家が増えてしまう

「小選挙区制」=「民主的」ではない
 ☆小選挙区は、二大政党が対立することが民主主義の見解
 *アメリカやイギリスなど先進国も小選挙区制
 *世界には多様な選挙制度がある
 ☆小選挙区制の場合、当選者以外に投じられた票
 *「死に票」になるという問題
 *大量の死に票は「一票の重み」などよりよほど大きな問題だ
 ☆私たちは、憲法で保障された選挙権を有していないということに
 *はっきりと気が付かなければいけない
 ☆「選挙権」はもちろん国民の”権利″なのだが
 *テレビなどでは「選挙に行く”義務″がある」とのトリックを仕掛ける
 *私たちは「投票をすること自体が義務である」という錯覚にとらわれ

 *本来憲法に保障されていない小選挙区のために投票所に行って
 ☆自分が「自分の代わりに議会でやってくれる」などとは思えない
 *候補者に投票をさせられることになる
 ☆幾重にも重なる問題をみれば
 ☆現在の日本に、民主主義はないと言ってもおおげさではない
                        (敬称略)                                     
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⛳出典、『大ウソ』

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