慶喜

心意気
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「国学」「霊の真柱」「東京の名付親」「宇内混同秘策」

2023年08月25日 | 政治
🌸天皇は万国の大君1

 ☆天地開闘から世界征服へ

超国家主義と日本神話
 ☆日本の神話は三層構造になっている
 *天上の高天原、地上の中つ国、地下の黄泉の国だ
 *高天原の神々のリーダーがアマテラス
 *中つ国の神々のリーダーがオオクニヌシ
 ☆アマテラスは中つ国も自分たちが統治するべきだと考えた
 *オオクニヌシにその支配権の譲渡を迫った
 *オオクニヌシはその要求に折れて、幽界に隠居した
 *アマテラスは、孫のニニギを中つ国の支配者として送り込んだ
 ☆アマテラスはその時、三種の神器と三大神勅を二二ギに与えた
 *ニニギは、高天原より中つ国に降り立った(天孫降臨)
 *二二ギの曽孫が神武天皇即位した(神武東征)
 *明治時代に、即位の日は、紀元前660年2月11日と定められた
 ☆日本神話は国譲り以前のエピソードがいくつも存在する
 *どのように世界が出来たのか?
 *アマテラスが高天原を主宰したのか?
 *オオクニヌシが中つ国を主宰したのか?
 ☆このような部分が、近代になって
 *オカルティックな思想や超国家主義的な主張の根拠となり
 *世界は日本のものだという奇想天外な妄想を生み出す

国学者平田篤胤の世界観
 ☆その兆候はすでに江戸時代の国学のなかに存在した
 *国学は、儒教や仏教に影響されるまえの
 *日本固有の文化や思想を探ろうとする学問である
 *江戸中期に興り、 本居宣長によって大成された
 ☆国学と後期水戸学は、尊王攘夷思想を鼓吹した点でよく似ている
 *後期水戸学はあくまで中国の思想をベースにしているため
 *国学からすれば中国かぶれだったし
 *国学は日本の神話をそのまま信じているため
 *後期水戸学からすればトンデモだった
 ☆本居宣長を師と仰ぐ、国学者の平匿篤胤
 *平田は、『霊の真柱』のなかで、日本は「万国の祖国」であり
 *天皇は「万国の大君」なのだから、世界中の国々の指導者は
 *日本の天皇に臣従するだろうと楽しげに予想している
 ☆『霊の真柱』のばあい
 *宗教的な世界観とは記紀神話がベースだった
 *日本の神々が主人公であり、かれらが世界をつくり
 *死後の世界も司っていることになっている
 *諸外国は枝葉の扱いにならざるをえない
 *日本の神話だけで世界の成り立ちや魂のゆくえ
 *平田の説明には無理があったといえる

⛳「東京」の名付け親、佐藤信淵
 ☆平田の無理は、弟子の佐藤信淵によっていっそう深められた
 *佐藤信淵は、平田とほぼ同世代の思想家である
 *佐藤信淵は、 著書『宇内混同秘策』のなかで、
 (独自の日本列島改造論をぶち上げている)

 ☆東京の名付け親は佐藤
 *佐藤の列島改造論は現在の道州制みたいなもの
 *それをなんのためにするのかは、世界征服だった
 *そしてその根拠もまた日本神話に求められた
 *佐藤が、平田の国学に影響を受けたのは明確だが
 *そのプランがきわめて具体的だった
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『「戦前」の正体』



「国学」「霊の真柱」「東京の名付親」「宇内混同秘策」
(ネットより画像引用)

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