🌸イスラムの強さの源泉4
『要旨』
☆世俗的な国家の欠点、宗教に由来する道徳は通じない
☆イスラムの重要な教えの一つ、弱者にやさしくしなくてはいけない
☆世俗主義国家の誕生で、西欧世界に生まれたナショナリズム
☆オスマン帝国は宗教も言語も相手に押し付けなかった
☆イスラムの支配体制、相手を完膚なきまで打ちのめす発想がない
⛳宗教を切り離した、西欧諸国の世俗主義国家の重大な欠点
☆民衆がイスラムの道から外れた政権に反抗は、イスラム的に正しいこと
☆民衆がイスラムの道から外れた政権に反抗は、イスラム的に正しいこと
*それが、イスラムのすごさ強さです
☆現在の世界
☆現在の世界
*ムスリムが多数を占める地域でも
*西欧近代国家をモデルにして国づくりをしてきた
*西欧近代国家は、世俗国家で、国家と教会は切り離されている
☆世俗国家に重大な欠点がある
☆世俗国家に重大な欠点がある
*世俗的な国家には、宗教に由来する道徳は通じない
*倫理的におかしいと思うようなことでも
*「国家に逆らうな」という言説が、前面に出てくる
*弱者にやさしくしなくてはいけないが、イスラムの重要な教えの一つ
*世俗国家では通用しないことが多いようです
☆世俗国家の問題はもう一つある
☆世俗国家の問題はもう一つある
*「国と国」「民族と民族」の紛争が起きると
*どちらかが甚大な犠牲を払って敗北しないかぎり、戦いが終わらない
*トルコが一貫してロシア・ウクライナ戦争の終結を呼びかけているのは
*「イスラム的道徳」に裏打ちされているから
☆女性や子ども(弱者)を傷つけてはいけないという道徳
☆トルコを率いてきたエルドアン大統領
*敬虔なムスリムでイスラムの学識を重視する人物
*敬虔なムスリムでイスラムの学識を重視する人物
☆トルコは、「民族VS民族」「国民国家VS.国民国家」の戦争
*収拾がつかないことを知っている
⛳西欧世界に生まれたナショナリズム
☆世界がキリスト教から離れて
*世俗主義(国家と宗教を分離する)を採用した
*近代以降、世俗主義国家の力は圧倒的に強くなる
*近代以降、世俗主義国家の力は圧倒的に強くなる
*ナショナリズムを振りかざして争うようになる
☆教会は、戦争する国家や権力者のために祈るだけで
*戦争を和議に導く宗教的な倫理はまったく利かなくなっている
☆アメリカのキリスト教会
*アフガニスタンやイラクで戦うアメリカ軍兵上のために祈り続けた
*アフガニスタンやイラクで戦うアメリカ軍兵上のために祈り続けた
*アメリカの戦争は、どれだけムスリムの命が奪われようと、
*アメリカのキリスト教会は彼らのために祈りはしませんでした
⛳オスマン帝国は宗教も言語も押し付けなかった
☆オスマン帝国が西のヨーロツパを征服していく過程
⛳オスマン帝国は宗教も言語も押し付けなかった
☆オスマン帝国が西のヨーロツパを征服していく過程
*徹底した破壊にいたる前に、必ず相手に降伏を呼びかけ
*国民の生命と財産の保障と引き換えに臣従の約束を交わせば
*そこで攻撃をやめます
☆相手が応じれば、それ以上の略奪は禁じられた
☆相手が応じれば、それ以上の略奪は禁じられた
*キリスト教徒やユダヤ教徒に改宗を強制しなかった
*言語を押し付けることもしません
☆バルカン諸国は、オスマン帝国に征服されたが
*どの民族も宗教や言語を失っていない
☆イギリスやフランスの「力の支配」
*一方的に農作物を収奪し、植民地には原材料だけをつくらせて
*工業化をさせず自国の産業を飛躍的に発展させた
☆イスラムには、相手を完膚なきまで打ちのめす発想がない
☆イスラムには、相手を完膚なきまで打ちのめす発想がない
*戦いにおいても、ある種の「公正」を基にする
(敬称略)
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⛳出典、『分断を乗り越えるためのイスラム教入門』
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『世俗主義国家』『オスマン帝国』『オスマン帝国の国家』
(ネットより画像引用)
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