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日本の宗教1(アニミズム~神仏習合~現代)

2022年05月18日 | 宗教
🌸日本と宗教(日本は日本なりの”宗教的”国)

アニミズム
 ☆日本(神道)無数の神々が信仰対象になっている
 *発祥は、自然界等から生まれたアニミズムにさかのぼる
 (生物、無生物問わず森羅万象に精霊が宿ると考えられた)
 *日本では、それらが崇拝対象とされてきた
 ☆神々は遠く離れた場所に住み時折人間界に降臨してくる
 *山の頂上や森林、岩など、神々が降臨した場所
 *神の霊魂が宿る場所を神体として信仰した
 ☆自然物を崇拝する信仰形態は現代の日本でも残されている

🌸神仏習合の歴史

日本で一神教が浸透しなかった理由
 ☆神道と仏教が融合した「神仏習合」が社会に根づいたから
 ☆中国を経て、朝鮮から日本に仏教が伝来した
 *聖武天皇は仏教に帰依し、全国に国分寺、本山として東大寺を建立
 ☆神道は日本土着の宗教として存在していた
 *『古事記』『日本書紀』が成立する
 ☆仏教と神道は対立よりも、融合を目指した
 *その後、神社境内に寺院を建立した「神宮寺」が広がる
 ☆平安時代に生まれたのが「本地垂逃説」
 *仏や菩薩(本地)、神という仮の姿(垂迩)
 *民衆を救うという考え方が広がり、近世まで受け継がれた
 ☆明治政府の神仏分離政策で多くの寺院が破却された
 *国家神道と呼ばれる体制が確立さた
 *国家と神道が強く結びつく
 ☆戦後GHQにより神道解体された
 *現在信教の自由が日本国憲法に明記された

古事記、日本書紀の記載内容
 ☆神話や日本の誕生の物語が編纂された『古事記』と『日本書紀』
 ☆古事記は、和風の変体漢文で書かれた
 *神代(初代天皇・神武天皇以前)から推古天皇までを扱っている
 ☆日本書紀は、純粋な漢文で書かれた
 *神代から持統天皇までをカバーしている
 ☆両者の文体の違いの理由
 *前者が朝廷内の豪族向けに、後者が中国など海外向け
 ☆古事記と日本書紀に記載された神話
 *日本列島を誕生させたイザナミとイザナギ
 *天皇の祖神とされるアマテラス
 *八岐大蛇を退治したとされるスサノオなど、
 *さまざまな神々による物語が書かれている
 ☆日本神話で登場した神々や天皇
 *神社のなかでも「神宮」に祀られるケースが多い

偉人たちが切り開いた仏教の歴史
 ☆聖徳太子が仏教を治世に利用した
 *法隆寺を建立したり、豪族たちに仏教の教えを説き、振興を図る
 *奈良時代に聖武天皇の保護や、法相宗ら南都六宗の中国からの伝来
 *鑑真による「戒壇」など僧侶認定システムの整備によって普及が進む
 ☆平安時代、中国にわたった最澄、空海
 *密教を日本に伝え天台宗、真言宗を創始した
 *神道と融合した修験道の信仰が生まれ密教が仏教界を席巻
 *平安時代の段階では、仏教は貴族間の流行が中心だった
 ☆11世紀頃から浄土信仰が盛んになる
 *信仰は民衆救済として発展していき、鎌倉新仏教で説かれる
 *「南無阿弥陀仏」を唱えれば
 *誰でも極楽浄土に往生できると教えた
 *浄土宗(法然)、浄土真宗(親鸞)が、浄土信仰の代表例
 ☆江戸時代に檀家制度が敷かれ、現代の「葬式仏教」化につながる
                       (敬称略)                                     
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⛳出典、『宗教と世界』













日本の宗教1(アニミズム~神仏習合~現代)
(『宗教と世界』記事より画像引用)

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