慶喜

心意気
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「直葬」「家族葬」「密葬」「告別式」「お墓」

2023年01月08日 | 宗教
🌸無縁社会とは何か2

葬式とは何か
 ☆孤独死で、身寄りの者が葬式を出さないという場合
 *葬儀社の費用は行政から出る
 *葬式は「直葬」で、火葬場で葬儀社の職員が行なって終わり
 *「直葬」は葬儀社の社員2人だけが見送って火葬される

 *家族も参列者もいないまま、火葬場で死の儀式が営まれる
 *葬式というよりも、遺体の処理に限りなく近い
 ☆最近、「直葬」で死者を葬るケースが増えている
 *首都圏で行なわれる葬儀の4分の1が直葬
 「密葬」は「直葬」に近い言葉
 * 一般の人の場合には「密葬」とは言わない
 *著名人だからこそ「密葬」
密葬のあとにお別れ会を行なう
 ☆「家族葬」は、「密葬」に限りなく似ている
 *「家族葬」は家族だけで葬儀を行って終わり
 ☆社会のあり方が変わり
 *個人の「死」は共同体の中での「死」ではなくなっている
 *「死」を多くの人たちが共有する必要がなくなっている
 *葬儀がどんどん簡素なものになってきている

葬儀不要を説いた人たち
 ☆葬儀という儀式への疑問は、昔からありました
 ☆自由民権活動家中江兆民は「葬儀無用論」を唱えた
 *遺言に従い、遺体は解剖され、墓も建てられませんでした
 *兆民と親交のあった板垣退助や大石正巳らが、兆民を偲ぶため
 *宗教上の儀式にとらわれない「告別式」なるものを開いた
 ☆これが、現在も使われている「告別式」の始まり
 *「葬儀」は僧侶がいて、その後僧侶なしで「告別式」を行なう
 *この中江兆民の名残なのです
 ☆中江兆民は儀式そのものを不要としたのですが
 *「告別式」という別の儀式を生み出してしまいました

簡素化していく葬儀
 ☆戦後、大田典礼医師が、『葬式無用論』の本を刊行している
 *大田典礼は安楽死を提唱し、「日本安楽死協会」も設立している
 *近代に入ると大田以外にも多くの葬儀無用論が登場しているが
 *葬儀はなくなっていません
 ☆近年、葬儀の簡素化が急速に進み「家族葬」「直葬」はその現われ
 ☆「葬儀」のあり方は大きく揺らいでいる
 *最近、葬儀にお金をかけなくても故人を冒漬したことにはならない認識
 *一般に広まりつつある
 ☆お墓を維持するのにもお金がかかる
 *日本には「墓地、埋葬等に関する法律」がある
 *遺骨は墓地に葬らなければならないとされている
 *現代では、約30%家は墓を買わなければならない

 *葬儀と違って、墓は買ったら終わりでない
 *お参りをして墓掃除をす「墓を守る」ことが必要になる
 ☆墓を守る子孫がいない人の場合「永代供養」込みの墓所もある
 *義務で、僧侶に供養されても虚しい気もします
                      (敬称略)                                     
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『死に方の思想』





「直葬」「家族葬」「密葬」「告別式」「お墓」
(ネットより画像引用)

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