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苦悶する「光学機器の名門」

2023年05月24日 | 企業
🌸ニコン「M&A」や新事業に復活賭ける

 ☆世界に誇る技術力が時流に出遅れた
 ☆トヨタ「ハイブリッド」での成功、同様ななられければ良いが

⛳ニコンミラーレス一眼の開発に出遅れ
 ☆長く低迷している光学機器メーカーの名門ニコン
 ☆デジタルカメラ市場で現在主流になったミラーレス
 *開発の遅れによリソニーやキャノンの後塵を拝した
 ☆主力の映像事業が営業赤字に陥るなど
 *カメラ業界での同社の存在感は年々薄れる一方だった
 ☆ニコンミラーレス一眼カメラ「Z9」を満を持して投入した
 *大きな反響を呼んでいる
 ☆「Z9」がこの高機能で70万円は安過ぎると
 *圧倒的支持を獲得し、現在も品薄が続く
 ☆ニコンが得意とした一眼レフ
 *カメラ内部に搭載したレフ(鏡)に被写体を反射させて
 *ファインダーで確認する構造を持つ
 *撮影時に構図を決めやすいのが特徴
 ☆この成功がニコンを窮地に追いこむことになる
 *ミラーレス一眼カメラヘ舵を切るのを躊躇させた
 ☆小型で軽いミラーレスは人気を集め
 *20年に出荷台数で一眼レフを逆転
 *ニコンがようやく一眼レフに見切りを付けたのが
 *21年3月期に映像事業の赤字幅が357億円に拡大してから

主力の露光装置は時代遅れ
 ☆ニコンのもう一つの柱、「半導体露光装置」だ
 *「ArF露光装置」を得意とし主に米インテル向けに販売
 *主力のArF露光装置は”一世代前”の装置
 *ニコンやキヤノンなど、昔のロ―テク技術で食い繋いでいる
 ☆現代台頭したのが、最先端の「EUV露光装置」
 *世界で唯一製造可能なオランダのASMLだ
 ☆米国による半導体製造装置を含む対中輸出規制
 *ニコンは露光装置事業の売上高の約40%
 *中国向けが占めるため”返り血″は避けられない

ニコン3Dプリンター事業で成長狙う
 ☆ニコンは今後どう生き残りを目指すのか
 *近年は積極的なM&Aを手掛けている
 ☆米ボーイングなどへの販路を持つ米モーフ3Dを買収
 *中小型衛星向け部品製造に参入した
 ☆昨年、独3Dプリンター大手SLMソリューションズGを買収
 ☆露光装置事業で培った技術を応用して
 *金属3Dプリンター事業を強化した
 ☆他にも、再生医療向け細胞の受託生産など成長が見込める
 ☆ニコン、カメラの復調や露光装置の「特需」で貯金があるうちに
 *いかにそれらを活かした新規事業を育てるか
 *名門復活へは道半ばだ
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『THEMIS5月号』



苦悶する「光学機器の名門」
『THEMIS5月号』記事他より画像引用)

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