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資本主義、プロテスタンティズムが生んだのでない3

2022年12月02日 | 宗教
🌸資本主義、プロテスタンティズムが生んだのでない3

 ☆利子問題、論争されたヨーロッパのキリスト教世界で、経済学が誕生
 ☆イギリスのヘンリ8世、利子取得を認める法令を発布する
 *資本主義が堂々と産声を上げた
 *カノッサの屈辱のようなことは起こり得ませんでした
 ☆ヨーロッパにおける資本主義や経済学の誕生・発展には
 *キリスト教が深くかかわっていた

キリスト教の利子の解放
 ☆キリスト教世界では十字軍以降、利子が問題視される
 *オリヴィなどは共通善に適うとして
 *利子が容認されるよう腐心した
 ☆メディチ家が繁栄した時代
 *為替という形で実質的な利子を得る試みがなされ
 *当事者はそれが利子の禁上にあたるのではないかと恐れた
 *現実にはさして大きな問題にならなかった
 ☆宗教改革を経て、ルターが利子を認めるに至った

イスラム教の利子の解放
 ☆イスラム教も、利子は『コーラン』で禁じている
 *しかし、イスラム教では利子を取ったからといって
 *激しく批判されることは無かった
 ☆イスラム教の現実の商取引で
 *利子と捉えられないような工夫をして、それを法学者が認め
 *現実には利子を取らない形が整えられた
 ☆イスラム教の世界が経済的にずっと遅れたままだった要因
 *利子を問題にする必要がなかったから

ユダヤ教での利子の問題
 ☆異教徒から利子を取ることが認められていたユダヤ教徒
 *流浪の民として各地に移住し
 *ヨーロッパのキリスト教世界に定住するなかで
 *″金のなる木″とし必要悪として捉えられ、定着していく
 ☆キリスト教世界で行われたような
 *利子に関する議論は起こっていない

捏造されたスミスの「神の見えざる手」
 ☆スミスの有名な言葉に「神の見えぎる手」がある
 *市場経済におて各人が利益を追求すれば
 *社会として最適な資源配分がなされる
 *市場の自己調整機能として説明されています
 *スミスはそのような使い方はしていない
 ☆スミスは「理神論」の立場
 *神の存在を合理的に説明しようとしたもので
 *神を天地の創造者とはしても人格的超越存在とは認めない立場
 ☆スミスは、奇跡、預言、啓示なども否定した
 *神の絶対性を強調したカルヴィエズムとは真逆の立場
  *スミスが「神の見えぎる手」などという表現を使うことはありえない
                     (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『宗教になぜ金が集まるのか』




資本主義、プロテスタンティズムが生んだのでない3
(ネットより画像引用)

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