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免疫記憶1(自然免疫)

2020年04月12日 | 医療
自然免疫とその異物の反応認識

 ☆最初に働くのが「自然免疫系」
 *病原体や異物が「物理的・化学的バリアー」を乗り越えて体内に侵入してくる
 *からだの防御システムが働き、その拡散を食い止めようとする
 ☆自然免疫系で病原体の侵入・拡散が防げない場合「獲得免疫系」が働く
 *獲得免疫系には、種々の役者が存在し共同して働く
 ☆病原体自体が侵入してこなくても、ワクチン接種しておく
 ☆ワクチンが働く標的は、自然免疫系、獲得免疫系の両方

「食細胞による細胞バリアー」
 ☆「食細胞」
 *侵入してきた病原体を取り込み殺菌しようとする
 *周囲の細胞に対する警報となる「炎症性サイトカイン」を作る
 *食細胞には、マクロファージ、単球、樹状細胞、好中球などがある
 *細胞内に取り込んだものを分解・殺菌し、異物の排除に重要な役割をする
 ☆「サイトカイン」
 *細胞がお互いにシグナルをやりとりするときに使う一群のタンパク質
 *細胞から放出される
 *相手の細胞膜の上にあるサイトカインレセプターに結合する
 *働け・分裂とか、相手の細胞にシグナルを伝える
 *サイトカインには何十種類もある
 ☆「炎症性サイトカイン」(異物侵入時に作られる)
 *炎症を促進させる役割を持ちインターロイキン6等がある
 *抗ウイルス作用を持つサイトカインのインターフェロンも炎症時に作られる
 *炎症性サイトカインは、正常時には作られない
「樹状細胞」
 ☆「樹状細胞」は、食細胞の中で、ワクチン接種と関連の深い
 *樹状細胞は、未熟なうちは異物を食べて取り込む能力が高い
 *成熟するとともに食べる能力は減る
 *取り込んだもの分解し「これが異物ですよ」というように細胞表面に提示する
 *これを見たリンパ球がこの異物に対して反応し活性化する
 ☆「リンパ球」は、獲得免疫系の主役は
 *樹状細胞は、Tリンパ球を刺激し、さらにはBリンパ球も刺激する
 ☆ワクチン接種をする
 *病原体の構成成分が樹状細胞に取り込まれ、細胞内で分解される
 *その一部が樹状細胞のり、獲得免疫系の構成成分抗体が作られる
 (抗体を作るBリンパ球) (Bリンパ球を助けるヘルバーTリンパ球)
 (感染細胞を殺すキラーTリンパ球)
異物侵入による自然免疫系細胞の反応
 ☆自然免疫系細胞のアンテナ(獲得免疫系細胞と異物を認識する方法が異なる)
 *細胞は、「異物センサー」と総称される構造(タンパク質)を用いる
 *異物を大まかに認識する「アンテナ」
 *アンテナは何十種類もある、代表的なものはTLRとよばれる一群のタンパク質
 ☆自然免疫系の「異物センサー」
 *病原体だけでなく、自分のからだの成分の一部まで認識できる
 *「異物センサー」は、宿主の細胞が壊れたときに放出される成分を認識する
 *結果、細胞から種々の炎症性サイトカインが放出される
 *危険信号として感知し、さまざまなことが起こる
 ☆自然免疫系の「異物センサー」が認識するパターン(相手)は2種類
 *病原体成分に特有に存在する分子パターンPAMPC(ワクチンの中の病原体成分)
 *細胞が壊れたときに放出される分子パターンDAMP
 (DAMPは、ワクチンと一緒に投与されるアジュバントにより多く作られる)
 (アジュバントは、ワクチンの免疫の強さを増強するための物質)
 ☆ワクチンにアジュバントを入れる
 *PAMPとDAMPの両方の刺激が生体に加わり、副反応としての炎症反応が強くなる
 *アジュバントの使用は危険だという意見も有る
 *しかしアジュバントの使用はやむないこと
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『免疫力を強くする』








免疫記憶1(自然免疫)
(『免疫力を強くする』記事より画像引用)




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