韓国の渡り鳥研究センターのKS研究員、来年はベトナムで行われるARRCNのシンポジュームに行こうか、それとも日本の鳥学会へ行こうか迷っています。タカ長としては迷うことなくベトナム行きを勧めています。
チュナム(注南)貯水池で探鳥中のKS研究員(左端)です。写真では分かりにくいかも分かりませんが、彼はこれからの韓国の野鳥観察の世界を引っ張っていくであろう若い研究員なのです。
若いからこそ広い世界を見て欲しいのです。日本語を勉強中で日本に関心を持ってくれていることは大変ありがたいのですが、若いのだから世界も見て欲しいのです。タカの渡りについて言えば、少なくとも全アジア的な視点を持って研究に取り組んで欲しいのです。
タカ長の個人的な感想ですが、タカの渡りの研究については韓国はマレーシアやタイなど東南アジアの国より一歩遅れているように感じています。だからこそこの機会にベトナムに行って東南アジアの若者たちの取り組みを見て欲しいのです。
若い人への期待はひとりKS研究員だけではありません。我が観察地にやって来る人はほとんどが年配者で、若い人は本当に数えるだけしかいません。数少ないその若い人たちも世界を見ながら育っていって欲しいのです。
タカ長おじさんの願いには国籍は関係ありません。タカの世界に関係しているすべての若者たちに期待したいのです。
タカ長も私の周りにある小さな芽を育てるために、私に出来る小さな努力を続けるつもりです。