冬鳥のシーズンになりました。韓国のKS研究員からは「毎日忙しいです」と電話が入りました。日本語の名前が分からないのですが、と言うのでタカ長が知っている韓国名で誘導尋問(?)をする。
カッチャンオリ(トモエガモ)は? はい、はい、たくさんきています。
トクスリ(クロハゲワシ)は? 200羽くらいいます。
と言った調子。彼はいま冬鳥の調査のため各地を歩いている由、公費で鳥を見て歩けるなんてうらやましい限りです。
かわってタカ長の現状。現役の頃は山陰に行ったり、福岡や出水など九州各地を飛び回っていましたが、年金生活になると思い切り羽を伸ばすことは出来ません。恐る恐る羽を伸ばそうとしたらこの原油高。あぁ~ぁ、遠出しての探鳥なんて夢のまた夢になりそうです。
関門海峡を見下ろす風師山でノスリやハイタカ属の渡りを見ることも出来なくなるのでしょうか?
あのカンプフェリーに乗って海を渡ることも少なくなりそうです。野鳥の面、タカの渡りの面で言えば韓国との調査はこれから、これから本番に入っていくわけですから、出来ることならシーズンごとに行きたいのですが、、、、、
この風師山でナベズルが南に渡るのを見たこともあります。フィールドに出ると色々なドラマに遭遇するチャンスがありますが、家にいたのでは庭の花を見る程度のことです。
温室など持たないタカ長の庭にはいまはほとんど花もありません。この花は夏に撮ったもので、いまは人様にお見せするものは何もありません。
この原油高では私たちの観察地にタカが帰ってくるまでおとなしくしているしか方法がないようです。