タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

元気に帰国しました

2009年05月17日 | タカの渡り観察
予定通り帰国しました

 韓国での探鳥、渡り調査を終わり予定通り帰国しました。

 韓国では多くのチング(友だち)に大変なお世話になりました。先ずそのことをお知らせして、帰国報告をさせて頂きます。

 と言っても一日だけで報告できるものではありません。まだすべての写真をパソコンに取り込んでいない状態ですし、20日近く家を留守にするとそれなりに雑用もたまっているので、それらを片付けながら帰国報告をさせて頂きます。



 今回プサンに行って私が一番撮りたかった写真です。プサン港をバックに飛ぶハチクマです。プサンの「ナクトンガン河口エコセンター」にお勤めのK氏に案内して頂いて観察地に行くことが出来ました。観察地の最短距離まで、現地の人でないと分からないような細い道を車で上がり、そこから30分歩いて観察地に着きました。ほとんど360度の展望のある観察地です。



 今日紹介する写真はすべてノー・トリミングの写真です。レンズは18ミリー270ミリのズームです。そのようにお知らせすれば、写真を撮る人ならハチクマが近くを飛んでくれたことをすぐにご理解して頂けるはずです。

 

 プサン港のそばの高層住宅の上を飛ぶハチクマです。この日は一度に13羽現れたのが最高でしたが、写真的にはどのようになっているかまだ整理が出来ていません。良いものが見つかったら紹介させていただきます。



 中には驚くほど近くを飛ぶ個体もいました。しかし、私のカメラ、私のウデではうまく撮ることが出来ないのが残念です。

 一緒に調査したK氏は写真の腕も相当なもので、目の前をあっと言う間に飛び去るアカハラダカはもちろん、アマツバメを写真に撮って識別のために利用されていました。

 韓国には点としては素晴らしいバーダーがたくさんいますが、裾野が広くないので面にはなっていないと言うのが、今回の訪韓で感じた正直な気持ちです。素晴らしい人が多い、と言うのは、私たちがお付き合いさせて頂いている人たちが、韓国を代表するような人たちである、と言うことなのです。このような素晴らしい縁に恵まれたことに感謝せざるを得ません。

 とりとめのないことをお話して今日の帰国報告とさせて頂きます。