タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日も裏山

2011年01月04日 | 山歩きから
晴れた空の下の裏山歩きです

 未明までの雨もあがり今日も晴。大荒れが予報されていたにしてはおだやかな日が続く裏山です。

  

 観察から見るいつもの山は若干白くなっていました。しかし、風はなくて歩くには最高の天気です。

 それなら今日は歩数をかせぐことに重点を置いてコースを決めました。チョッピリまじめに歩くコースです。

  

 中国自然歩道を歩いて荒谷林道に出ます。ここまで1時間弱。ここから林道を歩いて大杉方面に向かいます。

 見上げる稜線はチョッとだけ白くなっています。未明までの雨が山では雪だったのでしょう。その稜線を見ながら歩きます。途中林道の右斜面に10+の小鳥が移動して行くのが見られましたが、双眼鏡が汗で雲ってその鳥たちを見ることが出来ませんでした。同じ斜面を動いている鳥を何とか見つけたら、、、、ヤマガラでした。ほかにウグイスらしき鳥もゲットしましたが、気になる群は何だったのか分かりませんでした。残念。

  

 峠の向こうは白くなっています。ここから雪の量が増えますが、、、、その先から林道と別れ左側の尾根に取り付きます。尾根道を南に向けて縦走することになります。

  

 登ったところが70番(ハッキリした数字は忘れました)台の鉄塔。タカ長観察地から見える50番鉄塔の北側にある鉄塔です。雪はこの程度で問題ないのですが、靴底に落ち葉と雪が団子状にからみついて、そのため滑りやすくなるので気は抜けません。

  

 展望に乏しいこの稜線ではこの程度の見晴らしも貴重です。中央が窓ヶ山、右が向山。

  

 この尾根を南に歩いてゆくと50番鉄塔の近くの伐採地にでます。ここからは北側の山が見渡せます。左の山が大峰山、右端のふくらみが阿弥陀山です。ここからは南側の斜面しか見えませんが、少し北にあるだけで雪の量は多いようですね。

 50番鉄塔からは障子岩に行って少休したあとツツジ尾根を下がりました。わが裏山の大外を回ったことになるコースです。

 つつじ尾根の下のほうを歩いているとき白と黒の鳥が前方の地面から飛び立って行きました。大きさはヤマセミくらい。イメージ的にはヤマセミかミコアイサのイメージですが、どちらの鳥もそのようなところから飛び立つことはないはずです。
 観察地に帰って仲間に聞いても、、、、????? 幻を見たわけではないのですが、一瞬のことなので正しく見えていないのでしょう。

 裏山に入り口でミソサザイが潅木の上を枝移りしていました。これは至近距離で肉眼でゲット。しかし、今日はこれと言った鳥には逢えませんでした。

 11時50分観察地に帰着。3時間20分、17,200歩の山歩きでした。

 観察地には今日も常連が4名来ていました。

 本当にいつ渡りが始まっても良いタカ長観察地です