タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

青春の頃の山

2013年04月13日 | 山歩きから


広島駅から近い呉娑々宇山を歩いてきました。この字が読めますか?ごさそうやま、と読むのですが、、、、、。(この画像の左下に広島駅の名前が見えます)

(ご覧のように広島の市街地のすぐそば、今では「市街地の山」と言って良いのかも分かりません。

この山に足しげく通ったのは半世紀前のことです。この山にかこまれた水分峡は、当時はとても静かな渓谷で、この渓谷にテントを張ったことも何度かあります。そればかりでなく、そのテントを生活の拠点にして、そこから職場に出社することをマジ考えたことがあります。
しかし、いくら何でもテントから出社するのはホームレスみたいで実現はしませんでしたが、、、、、、、そのようなことを考えたくなるくらい静かで、、、、、娑婆から遠くはなれたように感じられた渓谷でした。

     

     

当時歩いているはずの尾根を今日も歩きましたが、、、、、、、当時の記憶はほとんど、、、、、いや、、、、まったくよみがえりませんでした。あの渓谷は大きな金をかけて立派な(?)都市公園に整備され、昔日の面影はまったくありませんでした。

と言うことで、、、、、コメントらしいコメントはまったく書くことが出来ない今日の山歩きになりました。

 

 

    

その昔は、、、、渓谷のテントからヒョイヒョイとあの岩のある山に登っていたように思うのですが、、、、

今日歩いてみるとそんなに簡単な山ではありませんでした。今でも、、、、、歩いているときはきついと思っても、、、、、過ぎてしまえば簡単に登ったような気になるのですから、、、半世紀も前の青春の頃は、文字通りひとっ飛びに山を登ったような気がしても仕方ないのでしょう。

 

天気は晴れ、花もたくさん咲いていました。そして、、、、、昼食時、、、、、ノスリが2羽渡って行くのを確認しました。それを見ただけでも「お得感」がしました。

    

仲間たちと竜宮城をさまよって来たような気がした今日の山行き、、、、、肝心の「青春の頃の記憶」はまったくよみがえりませんでしたが、、、、、でもまぁ、今日もまた幸せ気分いっぱいで山歩きを終えることが出来ました。

ハッピー、ハッピー、、、、、

それ以上の幸せはありません。本当に、、、、、、、。