タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

角島天国~5

2013年04月19日 | タカの渡り
「角島天国」の最終回です。

とにかく角島は面白いところです。当らなくてもヨシ、当たればなおさらヨシ。少なくとも渡りの季節に行けば「手ぶら」で帰ることは考えられません。何かがあります。



観察のあいまにカモメでも、と思ってカメラを向けたら、その向こうに水鳥の影。タカ長が行くと気持ちは自然にタカに向いていますが、海の上もけっこう面白いのです。

何年か前の話ですが、、、、ミズナギドリのような群れが、いや「帯」と言って良いような長大な群れが、左から右へ、下関側から日本海側へ向けて、延々と流れたことがあります。その時間はおそらく20分以上、ビデオカメラをセットしておけば面白い映像が撮れたはずですが、、、、、、、、、、、残念ですが、タカ長はビデオカメラを持っていません。

そのようなことは例外としても、ここの海面を注意してみると、ウ以外の黒い鳥影をよく見ます。

 

渡りが一段落したら足ものと植物を相手に遊ぶことも出来ます。

 

また、最近は観察地のまわりの環境も変り、ブッシュや籔(同じ意味か、、、、)が成長したので、小鳥たちの環境としてはよくなっているように感じています。渡りを見ているあいだに観察できるのは、、、、

 

ホオジロくらいのものですが、、、、、渡りがヒマなときチョッと注意していると、キクイタダキやミソサザイが目にはいりました。何とかセッカ、、、、、と言いたいような鳥影が目にはいったり、気になる地鳴きを聞いたり、、、

あるときは青い鳥影が弾丸のように目の前のブッシュに飛び込んだのを見ました。おそらく海を渡ってきた鳥だと思いますが、、、、、文字通り弾丸だったので、その鳥が何だったのか確認できませんでした。

小鳥たちに撮ってよい環境が、鳥を見る人にとって良い環境かどうかは分かりませんが、島を歩くと何となく鳥がいそうなところ多いので、鳥屋さんは双眼鏡を持って歩くだけでも楽しいはずです。

    

どこを歩いても灯台が見える風景に出会えます。そして、、、、

    

    

よほど運が悪くないかぎり、タカ長程度のウデでもこの程度の、初列の数がハッキリ確認できるハイタカの写真を撮ることが出来ます。そして、、、、

    

チョッとだけ足を伸ばして道の駅まで行けば、このような、、、、チョッと気になる鳥に逢えるチャンスもあります。

やはり、、、、、、角島は、、、、、いいところです。

それにしても今年の角島行き、タカ長は一番ハイタカが少ない日を担当したことになったようです。

平素の行いが悪かったのかなぁ???

これだけ角島の宣伝をしたので、来年は角島のカミサマがいい思いをさせて下さるはずです。