タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

安芸の宮島の山歩き

2017年02月16日 | 山歩きから
実は、今日16日の記事は予約投稿にして、タカ長は相棒と安芸の宮島の山を歩いてきました。

天気は晴れ、気温も上がって、のんびり歩きには最高でした。そのコースです。

    

宮島桟橋を発着点にしましたが、今日歩いたのはこの軌跡を反時計回り、途中で上のほうに軌跡が伸びているのは前々から行ってみたかった249峰への軌跡です。

ここはほとんど歩く人がいないようで、登山経験のない人にはお勧め出来ないコースになっています。

宮島の山と言えば弥山や駒ヶ林がメインですが、このコースは登山者も多くて、そのうえ階段が多いので、何度も宮島に行くタカ長たちは行きたくないのです。

その点今日のコースは最高でした。階段ゼロのコースはありがたいですね。

    

今朝は干潮だったので文字通りの海辺から歩き始めました。

今日の最高地点は400mと少しですが、まるまるそれだけ登るのですからバカに出来ません。

    

    

そして、、、、稜線に上がると眼下に朱の大鳥居が見えて来て、、、

この風景を見ていると400m級の山歩きとは思えません。

島の山は標高が低くても、その標高は掛け値なしの数字ですから、数字以上の高度感を楽しむことが出来ます。

    

    

    

低山ですから木が茂っていて、森林限界を超えた山のような風景は見ることが出来ませんが、、、

このコースには何か所も岩場があり、その上に上がると広い展望を楽しむことが出来ました。

その風景も、一つ隣の尾根を歩くだけで雰囲気も変わり、楽しい尾根歩きになりました。

そうして登った前峠山。

山頂のそばには岩場があり、そこに上がると今までとは逆方向、南西方向の風景を楽しむことが出来ました。



    

左奥に見えているのが岩船山です。そしてその右向うが岩国市方面、、、

安芸の宮島は神の島ですから、基本的には斧がはいっていない森が広がっており、低山とは思えない風景を楽しむことが出来ます。

最近は観光客が増えて、宮島に行くのを遠慮することもあるのですが、、、、

この風景を見ると年に1回や2回は宮島の山を歩かないといけないような気がします。

    

本日の高度図。

これを見ると650mくらいの登降で、歩いた距離は丁度10㎞になっていました。

いまのタカ長には手ごろな山歩きになった、と言えそうです。

    

これは本日のおまけ。

朝、、、朱の大鳥居の上を2羽のミサゴが飛んでいました。

タカの渡りシーズンを前にした「自主トレ」作品です。

ほとんどノートリの画像です。




せこい話

2017年02月16日 | 日々雑感
昨日紹介した角島へは角島大橋が出来る前から観察に出かけています。

角島大橋が出来てからはそのそばにある駐車場に寝泊まりしながら一週間くらい生活したこともあります。

しかし、いまは期間が短くて3泊か4泊くらいです。

角島での観察は昼までが勝負で午後はヒマになります。

一人の時は時間をもてあますこともあり、、、、

特に天気の良くないときは困るのですが、、、、

だからといって何冊も本を持って行って読書、、、、という気分にもなれなかったのですが、、、、

タブレットで読書なら面白いかも、と思いつき何冊もの本を購入(?)しました。

        

これがその一部です。

太宰治の「津軽」がありますし、木暮理太郎の「奥秩父の山旅日記」もあります。

また、和辻哲郎の「古寺巡礼」もあり、、、、とにかく、あきれるほど気ままな選択ですが、、、

とにかくこのような本を20冊以上読めるようにしました。

本当のところは、、、、この中で料金を払うのは300円くらいの本が1冊だけで、、、、

あとはすべて0円の本なのです。

せこい話ですが、年金生活でビンボーしていますから、ゼロ円という本の魅力は絶大なのです。

あ~ぁ、ビンボーはしたくないなぁ、、、、、。