タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

秋の園遊会

2011年11月08日 | タカの渡り
今日は私たちの「秋の園遊会」でした

 わが裏山の入り口、渓流のそばの小さな空き地を利用して秋の園遊会を開きました。春の園遊会は山菜のてんぷらがメインでしたが、、、

 秋の園遊会は、、、、

   河豚ちり   松茸の土瓶蒸し  そして河豚雑炊

 今日は下手なコメントは不要ですね。

            

 まずは会場づくり。そのあと料理作り、、、、ですが、今日は女性軍が裏山を歩いている間に男性軍が料理をするのです。

            

 タカ長はぼんやりと立っているだけですが、メンバーの中には男の料理教室の受講者もいます。(成績のほどは確認していませんが、、、、、)そして一番大切な「宴会部長」もいます。

 だからこの程度の料理は簡単に(?)できてしまいます。本当は料理にかかる前にいっぱいやって、、、、と言う行程がありますが、、、、、。

            

 とにかく皆さんがんばって、、、、、このようなものが出来ました。

            

 なかにはぶつ切りの河豚が入っていますが、、、、、写真に写っていないのが残念ですね。

            

 出来上がったときは行列が出来て、、、、、、楽しく頂きました。

            


 このような園遊会はいまのところ春と秋の、年2回ですが、、、、、そのうち山を歩くのがきつくなってくると、、、、2回が3回に、、、、そして4回、5回になるかも分かりませんね。皆さん足は衰えても口数と胃袋は衰えないようですから、、、、、。

        

 もちろんアルコール類もありましたよ。酒はひれ酒。そのほかにも何やら濁った酒も準備されていました。

        

        

 下の2枚はこだわりの作品です。

 左側は単なる雑炊ですが、、、問題は器です。陶芸を趣味としている仲間が持ってきました。本当は酒器だそうですが、、、このような使い方も出来ます。自分で焼いた器に河豚雑炊を入れて仲間たちと談笑しながら頂く、、、、まさに至福のひと時ではないでしょうか?

 右側は自宅で準備して持ってきてくれたもの。左の2つはクロコウ。左側の黒いのが言うなれば2級品(?)です。中央1級品です。若いクロコウです。

 そして右端はコブと松茸の佃煮。味も良かったですよ。これらも男料理です。

 山の男たちはなかなかやりますね。

 このような料理を囲んで楽しい時間を過ごしました。その様子は写真では表現できません。悪しからず、、、、、。

 

今日の裏山~11月7日

2011年11月07日 | 山歩きから
特記事項のない一日でしたが、、、、

 早朝は裏山歩き。昼からは渡り観察。しかし、どちらも特記事項のない一日でした。

            

 今日の目的地は48番鉄塔の上の、影になっている尾根。もちろん道はありません。と言っても初めてはいる尾根です。

 その右の尾根は今秋マツタケ採りの人が多く入ったところです。タカ長たちも採りましたから、今年はとても多かったのですね。これまで私たちのグループはマツタケとは別の世界の人間だと思っていました。その私たちがゲットしたのですから今年は異常???

 その尾根の隣ですから、、、、、多少は下心を持って歩いたのですが、、、、結果はその気配まったくナシ。

 あの尾根を登山道として使えるかどうか、その調査もこれからです。1回だけでは分かりません。この尾根だけではありませんが、実際に現場に行って見ると、観察地から見ているより、地図で見た感じよりはるかに地形が険しいのです。

 そのことが分かったことが今日の収穫?

            

 今日もこのようなところを歩いていつもの通いなれた道に出ました。

 今日の裏山歩きで観察地から見える尾根はすべて足を踏み入れました。しかし、その尾根の枝尾根には未知なところもあります。この冬の間にはそれらの尾根を歩いてみたいと考えています。

     

 数は多くはありませんがまだまだキノコを見つけることは出来ます。食用になるのかどうか分からないキノコなので採って帰ることはありません。とくに白いキノコは絶対と言ってよいくらい採りません。唯一例外が、、、、

      

 このニンギョウタケです。立派なものを小桜尾根(と言ってもどなたも分からないでしょうが、、、、、)で見つけました。しかし、時期が遅くて賞味期限切れの状態でした。これ以外にもありましたから、相棒の言う価格だと4000円分くらいは見つけたことになります。でも、賞味期限切れですから現場に放置して帰りました。

 今秋の経験でマツタケ、ニンギョウタケ、クロコウ、コムラサキシメジくらいタカ長にも分かるようになりました。ヌメリイグチなども分かるような気がしますが、、、、、食するときはもちろん詳しい人に鑑定してもらってからになります。

 これまでキノコの世界には友だちがまったくいない状態でしたが、何人(何種類)かの友だちができて、裏山歩きがいっそう楽しくなったような気がします。

渡り観察も特記事項ナシと書きましたが、、、、、

 ジューヤクさんが町のほうから「ナベズルが12羽南のほうに飛んだ」と言う情報を入れてくれました。方向的にはどんなに考えてもタカ長観察地で観察でききないところですが、、、、、私たちの町を今日もナベズルが飛んでくれたと知るだけで何だか嬉しくなりますね。


ジョウビタキがやって来た

2011年11月06日 | 日々雑感
 ハッキリしない今日の天気。

 曇り空で、、、、気のせいか空が明るくなったようで、、、、観察地に出かける準備を始めたら、、、、また雨。

 一昨日の山行きのため愛車に乗せている観察機材などはすべて下ろしているのです。観察をはじめるためにはその機材を載せて、、、、昼食の準備をして、、、、、いろいろやることがあるのです。

 さて、この天気なのでどうしたものかと思案していたら、、、、、、、。

            

            

 ジョウビタキに行く手をさえぎられてしまいました。愛車のまわりでジョウビタキが遊んでいるのです。

 それならば撮影、と言っても部屋から車までの距離があります。何しろタカ長は広大な敷地にある豪邸に住んでいるのです。(本当かいな)

 そのため肝心のジョウビタキは大写しできなかったので、、、小さな画像を貼り付けます。

      

     

      

      

      

 写真を処理してこのブログを書いても雨は上がりません。

 やっぱり今日の観察は休止にします。

 ボルネオへのエコ・ツアーが近づいています。それまでに処理しておかないといけないこともいろいろあるのです。今日は内勤に徹して、天気が回復する明日からに期待しましょう。

 東のほうではノスリが出ているのに、、、、、タカ長観察地にはなかなか現れてくれないのです。本当に今年のノスリはどうしたのかなぁ?




三段染め

2011年11月06日 | 山歩きから
これって「三段染め」??

 一昨日の毛無山登山。紅葉の時期にはあっていたようです。それなりにきれいな紅葉でした。

       

 林道から見上げた毛無山の西斜面。

 ふもとには植林された杉の緑。そして紅葉の斜面に残る松の緑。その上に青い空と白い雲。

 これって「三段染め」と言うのかなぁ。

 高山のない広島では、峰の雪と山ろくの紅葉を同時に見ることはほとんどありません。三段染めは高山に恵まれた地方の風景だと言えます。

 タカ長の記憶で一番良かったのは穂高の記憶。穂高を降りた次の日に見た三段染めです。山は一夜にして白くなり、ふもとは紅葉、そして空は朝から晴れていました。

 地方の小さな山ではそのような風景は望めませんが、、、、ふもとの緑と山の紅葉、そして青い空、、、これは地方版の「三段染め」と言っても良いのではないでしょうか?


毛無山に登る

2011年11月04日 | タカの渡り
たまにはこんな山も良いか?

 毛無山に登ってきました。

 ひとくちに毛無山と言ってもあちらこちらにあるようです。「日本山名事典」(2004年三省堂刊)に記載されているのは27座。そのうち広島県に関係するのが5座。

 タカ長の印象としてはまだまだあるような気がしますが、詳しく調べたわけではないので何とも言えません。どの山もその名のとおりはげ山と言いたいのですが、本当のところは毛無山と言う名前のはげ山に登ったことはありません。

 今日の登ったのもそのような山です。場所は広島県庄原市高野町。

 ここの毛無山は毛(ぶなの森)は、少なくとも稜線部分には多くはありませんが、そのかわり無精ひげ(熊笹や小潅木)だらけ、明瞭な山道が登山口から山頂までつづいているとは言いがたい山です。

            

 主稜線に取り付いたあとはこのような潅木や、、、、

            

 熊笹が現れ、その中の道を探しながら歩くことになります。お世辞にも快適な尾根歩き、登山道とは言いかねます。

 そのかわり観光化された山のように人工的な階段は皆無、むかしのままの山歩きが出来ます。タカ長が若い頃の山歩きはこのようなところが多く、高山の岩山にあこがれていた登山者としては多くの不満を胸に広島の山を歩いていたものです。

 中央の大きな山にはめったに行くことの出来ないわたしたちは、このような籔山を歩かせたら中央の登山者には負けない、と負け惜しみとも言える自負心を持っていたものです。

 このような山を歩くにはそれなりの経験がいるのかも分かりません。ここは体力より経験の世界ですから、このような籔山を歩くことに不安を持つことはほとんどありません。藪の中でもそれなりの道が見えるからです。

 とは言っても今ではこのような山歩きは歓迎しません。たまに行くのならそれなりの気分転換になって良いのですが、日常的に行くのは遠慮したい山です。

            

 たどり着いた山頂も、、、、、熊笹の背は低いのですが、、、、、スカッとした展望の山とは言いがたい山でした。

 広島県の山ではこのあたりの山が空白地帯になっていたタカ長にとってはそれなりに楽しい山歩きでした。

            

 ところどころ展望の開けたところからは、東側に比婆山の峰々が望まれ、、、、、西側には、、、、

            

 毛無牧場や大万木(おおよろぎ)山や琴引山も見ることが出来ました。

 天気にも恵まれた山歩き、と言いたいのですが、、、、、そしてそれには違いないのですが、、、、、、

 それにしても暑い山歩きでした。高野町と言えば広島では一番寒いところで、冬には雪が降ったとか、、、、寒いことが何度も話題になる町です。その町にある1155mの山頂で、素肌にトレーナー1枚着て、暑さを感じながら昼食を採るなんて、山行中に体を冷やすことを嫌うタカ長には考えられないことです。

 今日は11月だと言うのに、、、、2ヶ月も前の9月の山気分でした。

 この暑さ、、、、本当におかしいですね。


今日の観察~11月3日

2011年11月03日 | タカの渡り
観察地には「千秋楽」の雰囲気が???

 今日のタカ長、タカカノや仲間たちと朝早くから裏山歩き。

 道なき道を歩いたらいつもより疲れて、、、、、観察地に帰ってきたら仲間たちに手招きされて、、、、、大急ぎで行ってみると「止まり木」にハイタカが、、、、

 大急ぎで写真を撮った、と言いたいのですが、本当は汗を拭いて、、、、、着替えて、、、、車からカメラを取り出して、、、、おもむろに撮影。

 それでもハイタカは逃げもせずに止まっていて、とにかく写真を撮らせてくれました。

             

 と言ってもタカ長カメラではこの程度のことです。

 そのあとスワロスキーのスコープを持った仲間がやって来て、、、、、デジスコ写真の準備をして、、、、、、何枚も撮って、、、、、。

       

       

 そのなかの何枚かをタカ長ブログ用に提供してもらいました。やはりデジスコのものですね。この距離ではタカ長カメラでは手に負えません。

            

 それにしても渡り観察はヒマでした。観察者は何人も訪れるのですが、肝心のノスリもハイタカもパラパラ現れる程度です。

 タカ長観察地は来週の観察終了に向けて「千秋楽気分」がただよってきたようです。


今日の観察~11月2日

2011年11月02日 | タカの渡り
あ~ぁ、曇り空、、、、

 目が痛くなるような快晴から一転して今日は曇り。

 観察は楽なのですが、、、、なかなか飛んでくれません。

            

            

 そのようななか、、、ノスリが近くを飛んでくれました。観察地の東側に現れた2羽、南東にある団地をバックに現れた5羽など、、、、、。そうなのです。ノスリ5羽のタカ柱(?)までたったのです。このようなチャンスなんてめったにないことなのですが、、、、、。

 しかし、今日は曇天。これではタカらしい色は出ません。昨日までの快晴と今日の天気を足して2で割ったような天気なら良かったのに、、、、。

 なかなか思うようにならないのが世の中ですね。近くを飛んでくれたので100枚以上撮りましたが、この天気ではどのように工夫しても、、、、、ダメですね。

 半ばやけくそでノスリの写真を貼り付けます。

      

      

      

 いかがですか?

 このような写真でもバックに秋らしい表情の雲が浮かんでいたら、、、、、それなりに良い写真になったはずですが、、、、、、。

 あ~ぁ、曇天。いい写真にならないことは分かっていてもたくさん撮るのは、、、、そこが素人の証明なのでしょうね?






今日の裏山~11月1日

2011年11月01日 | タカの渡り
大木を探して、、、

 まずはこれをご覧下さい。わが裏山の巨木地図です。

       

 巨木とは幹まわりが3m以上の木。5m以上になると巨樹と言うようです。

 この地図は少し古いのですが、、、、そして正確な地図ではありませんが、、、、ここに紹介した以外にも大木や新しい尾根道を見つけています。

 その巨樹・巨木ですが、私たちはもう少し範囲を広げて幹まわりが2mの木を「大木」と決めて、わが裏山の巨樹・巨木・大木を探しているのです。

           

 今日は先日見つけた大木を、少なくともタカ長よりは植物に詳しい仲間に見てもらいました。その結果ですが、、、樫の仲間であることは間違いないようでしたが、詳細な識別は出来ないようでした。

           

 この木も、いつも歩いている道から少しだけ谷すじに下りただけのところにありました。同様にいつもの道を少し離れただけで思いがけない大木を見つけることが出来るかも分かりません。この地図をご覧いただければお分かりのように私たちの裏山の範囲は狭いのです。しかし、その狭い範囲でも、未知なところはたくさんあります。尾根を少し外れただけで思わぬものを見つける可能性があります。

 そもそもその尾根を全部歩いたわけではありません。未知の尾根もまだまだあるのです。

 最近はそのような未知の尾根道を探して、あらためてわが裏山の地図を読んでいます。道普請やらオオルリの巣の清掃、そして巨樹巨木探し、、、、このシーズンオフも連日のように裏山を歩くことになりそうです。

            

 タカ長観察地から見た今日の月。

 11月にはいったと言うのに、午後になると日影を求めて観察を続けています。例年この時期は防寒具を着て、寒さに耐えながら観察しているのですが、、、、、、。

 肌着にシャツ1枚着て日影を探しているなんてどう考えても異常ですね。