ホリエモン、今年の冬将軍は厳しいものになるだろう。
もう、足元の六本木へ飲みにも行けず、遊ぶ友達もおらず、ヒルズの高層マンションから東京タワーのイルミネーションをぼんやり眺めている日々である。
ちょうど1年前は彼の絶頂期であった。12月は、ど派手なパーティーもやった。だが今は、本裁判の他に、損害賠償の民事裁判を何件も起こされている。
その金額だけでも50億円を超える。 ライブドアの株で損失した金額は、2000億円といわれている。それはどこに吸い込まれてしまったのか。
ライブドアの粉飾決算で証券取引法違反の罪に問われたホリエモンの第22回公判が14日、東京地裁で開かれたが、ホリエモンは粉飾とされる自社株の売却益計上について宮内元取締役から説明がなく、関知していないと責任を否定した。
さて裁判の実相であるが、検察官とホリエモンとのやり取りが、裁判官に制止されるほど険悪であった。ホリエモンは核心の粉飾決算に関しては、全然知らなかったと言っておきながら、同じ口で、社員のバス代までチェックしていたと述べた。
そしてライブドアでは、タクシー使用を認めていなかったそうな。検察官にバス代のチェックまでしながら、自分の47億円の自家用飛行機でタレント(ひなの)を連れて海外へ遊びに行ったことを聞かれると、ホリエモンはその問題は今回と関係無いと怒った。 確かに関係ないが、ホリエモンの身勝手さを表した。
株式売却益を売り上げに計上していけないのは会計学の初歩であり、株売却益が販売益でないのは子供でも分かることである。それを知らなかったというのは、豚とカバの区別がつかないパンツをはいた猿である。
面白いキャラではあったが、彼の致命的な失敗は、投資ファンドを介して闇の勢力と繋がったことである、だから権力にやられた。
確かに1年前、彼の周りにはオウム真理教と似た雰囲気の胡散臭そうな人たちがホリエモンを囲んでいたが。
さて、在日韓国人としてホリエモンは、これからも頑張るのだろうか。 デデンデン