武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

キリストの聖夜、拉致家族会の叫び、マクベスの叫び

2006年12月25日 | 国際外交の真実
☆アメリカのヒルさんは朝鮮に完全になめられてしまった。
6ヶ国協議を進展させるには、まずヒルさんのような紳士ではなくて、辣腕が出てこなければならない。 ボストンの書斎派では、朝鮮の草を食っても、土を飲み込んでも生き抜くという土性骨は理解できない。
日本だけ前宣伝していた拉致問題は、6ヶ国協議においては、絵に描いた餅にもならなかった。日本だけが、餅の絵らしきを描いて持っていったが、誰にも相手にされなかったというのが現実である。
日本も、拉致が進展しないなら、机の一つでもひっくり返して帰ってくればよかった。そのくらいできなければアジア外交はできないと知るべしである。
物理的な乱暴狼藉を働けということではない。 心構えと気合の問題である。
ヒルは23日、6者協議自体に疑問の声が出ていることについて「別の道があるとは思えない。6者協議の軸に中国が入っていることは非常に重要で、まだ6者協議をあきらめるべきだとは思わない。今でも最善の道だ」と述べたそうな。
またヒルは、「朝鮮には失望させられた」 と言ったそうだが、この人は頼りにならないお人よしのアメリカ人タイプなのであろう。
わざわざ11月に北京に来て、米中朝の3ヶ国の事前根回し協議までやって、今回子供の使いすらできずに帰国したのは、日本の拉致家族会が一番失望しただろうと思う。
安倍さん、麻生大臣、中山拉致問題補佐官の頭の使い所だ。
谷内外務次官は、東大法卒官僚だから、真剣の斬り合いには馴れていない。

☆次のアメリカ大統領は民主党から選ばれる。
日本は、水面下で民主党とのパイプを作りを始めた方がよい。
ブッシュは後2年でイラク戦争の始末をつけて、表舞台から去り、テキサスの牧場へ帰るだろう。
ブッシュは20日、イラク戦争に関して「我々は勝利していない」との見方を初めて受け入れ、「我々は敗北してもいないが、今年1年は敵が成功をおさめた」と認めたそうな。
イラク情報が情報統制の為に、あまり入ってこないが、イスラム関係のWEBを見ていると、自体は深刻である。 普通の平和な生活ができないようだ。 民族同士の宗派間対立が激しく、そこにアメリカ軍が介入し、泥沼常態である。
確認されただけでも既に160万人のイラク人が国外へ脱出しているそうな。
また、イラク赤新月社(赤十字)のスタッフ多数が最近、誘拐されたが、依然、消息不明である。
ブッシュとブレアは、バーナムの森が動きはじめたことを知ったら驚愕するだろうか。それに、キリスト生誕は女の膣から生まれたのだろうか。
マクベスのセリフが暗い抑揚を帯びて聞こえてきそうだ。
今日はキリスト教の聖夜です。 デデンデン


コメント
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