ライブドアがテレビを手に入れたいなら、フジテレビが、かっこうの標的であることを村上氏から教えられた。将を獲んとすれば馬を射よで、ニッポン放送株の買い占めを行えば、最終的にはフジテレビを経営支配できる。
ホリエモンは、「これってエキサイトしますね、やるっきゃないな」 と言って、ニッポン放送株を51%買い占めることを計画したそうな。
要約すると;
1.村上氏は、ニッポン放送株はフジテレビを経営支配できる面白い構造になってることに気がつき、ニッポン放送株を大量に購入した。 しかし、フジの抵抗にあい株の売り抜けができなかった。
2.村上氏はホリエモンにいい情報があると、ニッポン放送(フジテレビ)について教えた。ライブドアがそれに飛びつき株買占めに乗り出した。
3.フジテレビは防衛策として、ニッポン放送株を公開買い付けに走った。ホリエモンがこれに反発し、さらに米国投資会社から500億円の資金調達、株を買い増し、株価が8000円以上にまで高騰したことから、村上氏は持ち株を売った、そして30億円儲けた、という少しスリリングではあるが、これがビジネスである。
昔は、相場師が証券会社の板に陣取って、売り買いをアナログでやっていたから、市場は分かりやすかったが、今は、ネットを使い、時間外取引が可能であるので、何が市場で起きているかは分かりにくくなっている。
さて、問題の証券取引法インサイダー規制について、胴元である東京証券取引所の能書きを読んでみた。その趣旨を平たく言うと、インサイダー取引は派手にやるなよ、少しくらいなら大目に見てやるが、やりすぎたらただじゃ済まないぜ、ということなんだね。
というのは、現在の資本主義と株式市場においては、インサイダー取引は防ぎようがない。見ざる聞かざる言わざる、なんて誰もできないし、腹ペコの人間の前にご馳走が出されて食べないのはマゾくらいなものだろう。だからマナー節度を守りなさい、ということになる。10kmくらいのスピード違反なら許してあげるけど、真っ赤なフェラーリで街中を飛ばしたら、御用だということになる。
権力の命令を受けた検察の狙いは、何でもいいから村上潰しである。フジテレビを始めとして、阪神電鉄、松阪屋と次々に日本の伝統企業を食いものにしていく村上のやり方は合法的押し入り強盗だ。
4400億円の金に明かせて、企業の株買占めを行い、経営支配で脅かして株を高値で買い取らせ、膨大な利益をむさぼる。 それで、村上氏は権力にやられた。法によって裁かれるインサイダー違反で吊るし首である。
村上氏もエリート官僚であったから、権力の思考回路は理解していたはずであるが、莫大な現金(げんなま)を前にしてパンツを頭にかぶってしまったのだろうか。いくら寒くなったといっても、女物のパンツを頭にかぶって銀座を歩いていたら、やはり変である、と思う。デデンデン
ホリエモンは、「これってエキサイトしますね、やるっきゃないな」 と言って、ニッポン放送株を51%買い占めることを計画したそうな。
要約すると;
1.村上氏は、ニッポン放送株はフジテレビを経営支配できる面白い構造になってることに気がつき、ニッポン放送株を大量に購入した。 しかし、フジの抵抗にあい株の売り抜けができなかった。
2.村上氏はホリエモンにいい情報があると、ニッポン放送(フジテレビ)について教えた。ライブドアがそれに飛びつき株買占めに乗り出した。
3.フジテレビは防衛策として、ニッポン放送株を公開買い付けに走った。ホリエモンがこれに反発し、さらに米国投資会社から500億円の資金調達、株を買い増し、株価が8000円以上にまで高騰したことから、村上氏は持ち株を売った、そして30億円儲けた、という少しスリリングではあるが、これがビジネスである。
昔は、相場師が証券会社の板に陣取って、売り買いをアナログでやっていたから、市場は分かりやすかったが、今は、ネットを使い、時間外取引が可能であるので、何が市場で起きているかは分かりにくくなっている。
さて、問題の証券取引法インサイダー規制について、胴元である東京証券取引所の能書きを読んでみた。その趣旨を平たく言うと、インサイダー取引は派手にやるなよ、少しくらいなら大目に見てやるが、やりすぎたらただじゃ済まないぜ、ということなんだね。
というのは、現在の資本主義と株式市場においては、インサイダー取引は防ぎようがない。見ざる聞かざる言わざる、なんて誰もできないし、腹ペコの人間の前にご馳走が出されて食べないのはマゾくらいなものだろう。だからマナー節度を守りなさい、ということになる。10kmくらいのスピード違反なら許してあげるけど、真っ赤なフェラーリで街中を飛ばしたら、御用だということになる。
権力の命令を受けた検察の狙いは、何でもいいから村上潰しである。フジテレビを始めとして、阪神電鉄、松阪屋と次々に日本の伝統企業を食いものにしていく村上のやり方は合法的押し入り強盗だ。
4400億円の金に明かせて、企業の株買占めを行い、経営支配で脅かして株を高値で買い取らせ、膨大な利益をむさぼる。 それで、村上氏は権力にやられた。法によって裁かれるインサイダー違反で吊るし首である。
村上氏もエリート官僚であったから、権力の思考回路は理解していたはずであるが、莫大な現金(げんなま)を前にしてパンツを頭にかぶってしまったのだろうか。いくら寒くなったといっても、女物のパンツを頭にかぶって銀座を歩いていたら、やはり変である、と思う。デデンデン