キムタク、青島幸男、本間正明の一分

☆キムタクがエスケープ。
キムタクが受賞せず、受賞式には出ない道を選んだようだ。　
映画製作には、たくさんの人が関わり、それぞれの持ち場持ち場で一所懸命になる。
そういう意味においては皆が力を合わせた結晶である。
表の華やかさに隠れて、裏側の映画作りは辛い現実がある。　
朝早くから夜遅くまで多くの下積みの人々が支え、撮影が進行していくものだ。
それを汲み取ろうとしないスター俳優は、男が廃るというものだ。
主演の俳優が賞を辞退するというのは我儘というか、身勝手というか、映画そのものを否定されたような気になるだろう。スタッフや他の俳優から見ると情けない限りだ。
そして、主演俳優が出ない授賞式は温いビールを飲むようなものに違いない。
虚飾の中だけしか生きられず、授賞式という公の場所では、生き様が見透かされてしまう薄さを恐れるのだろうか。
日本アカデミー賞の優秀賞が１９日発表されたが、映画「武士の一分」の木村拓哉氏（３４）が優秀主演男優賞を辞退した。
「武士の一分」は、優秀作品賞や山田洋次監督の優秀監督賞をはじめ、全１３部門で受賞した。辞退理由は、賞を競う場には出させたくないという、ジャニーズ事務所の意向だそうな。
「武士の一分」は今月１日に公開され、１７億円の興行収入を記録する大ヒットを続けているという。
映画のタイトルを「キムタクが受賞拒否したヤクザな映画」に変えた方がもっとヒットするかもしれない。　デデンデン

☆青島氏永眠
青島さんは都知事になるべきではなかったと思う。
野にいて、庶民の味方として、時の佐藤総理をつかまえて　「貴方は財界の男妾だ」
とべらんめェ調で溜飲を下げてた方がよっぽどよかった。
意地悪ばあさんやってた方が長生きできたのにと思う。　
人間、矩を超えて権力を持つと身を削るんだろうね。
青島幸男氏、２０日永眠、。７４歳。　合掌

☆本間正明会長（大阪大学大学院教授）は、
２０日、ついに辞めると発表した。
安倍さんは「職責を全うしてもらいたい」と、更迭しない考えであり、当の本間氏も記者経験で　「全身全霊をもって職責を全うしたい」　と頑張っていたが、ついに切腹は執り仕切られた。
これ以上鞭打つつもりはないが、不協和音が鳴り響いた幕ではあった。
もう年の暮れも大分押し詰まってきたようだ。　デデンデン