武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

勉強するということ

2007年09月23日 | 人生の意味
大学に誰でも入れるということは、緊張感がなくなり人間に成長をもたらさない。
百歩譲って、誰もが大学に行くのはいいとしても、問題の本質は高校でも大学でも勉強しないということだ。
大学進学者の5人に1人は高校の時に全く勉強せず、2人に1人は勉強時間が2時間以下だったという。
勉強は一生するものだが、少なくても高校時代に勉強しないで、いつ勉強するのであろうか。
水泳の練習をせず、いきなり荒波に飛び込むようなもので、溺れることは間違いない。 あるいは、浮き輪をつけて泳ぐようなもので、それは泳ぎではないし、ライフジャケット、つまり親とか誰かのヘルプがなければ何も出来ないという。
これでは社会の荒波ではやっていけない。
結局、苦労するのは自分自身だが、それ以上に社会に白痴化をもたらす。
読めない,書けない、簡単な計算が出来ない。理系で数学が出来ない。英文科で英語が苦手というのは珍しくないという。
今や高校生の大学進学率が50%を超えた。県によっては60%にもなる。
そして、難関大学でなければ、大学入学は定員不足で、誰でも入れる。
これで、大学でも勉強しないで卒業していけば、何という時間とカネの無駄使いだろうか。
こういう問題に真剣に取り組まないと、日本に未来はない。
(ムラマサ、ニヒルだ)
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