武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

相撲界のリンチ

2007年09月28日 | 人生の意味
実は、この20年間で若手力士が16人死んでいる角界の黒い闇がある。
体の頑健さを商売にする若者が、心臓マヒという意味不明の病名で死んでいる。
今回、時津風部屋の場合、まだ土俵にも上っていない入門したての力士を兄弟子たちが金属バットで斉藤さんに凄惨な死のリンチを加えた。
また、時津風親方は、斉藤さんが亡くなる前日の夕飯の時に、斉藤さんを斜め後ろに正座させ、ビール瓶で顔を殴りつけ大量に額から出血させた。
これは時津風部屋の斉藤たかしさん、当時(17)=が急死した事件。
時津風親方=山本順一=は斉藤さんを可愛がってやれと兄弟子達に言いつけ、凄惨な集団リンチを行い、斉藤さんは外傷性ショックで急死した。
そして、時津風親方は、事件を隠蔽するためか遺族に無断で斉藤さんを火葬する準備をしていた。 遺族の同意を得ずに火葬することはありえず、「暴行リンチの痕跡を隠そうとしたのではないか」と批判されてもしようがない。
死亡翌日に新潟の実家に運ばれてきた遺体は、鼻がぐしゃぐしゃ、歯がへし折れ、肋骨が折れ、全身にアザや切り傷、足には煙草を押し付けた火傷のあとが無数にあり、顔は原形をとどめないほど変わり果てていたという。
それに対して、親方の説明は稽古中の心不全ですとは、どう見ても納得できるものではないし許されることではない。
心不全と死亡診断書を書いた医師も追及しなければならないし、愛知犬山警察は遺体を見ているにもかかわらず、不問にしようとしたことは問題だ。
以前から、相撲部屋におけるしごきと称するリンチは伝統的に行われているが、この事件を契機にして、そういう悪しき慣習は一掃されるべきだ。
そのためにも、親方とリンチを加えた力士達に殺人罪を適用し、厳罰を与えなければならない。
(ムラマサ、鋭く一閃)

<時津風部屋> 時津風一門のトップで、角界屈指の名門。2002年から現親方の元小結双津竜が4代目として部屋を率いている。現在は時天空、豊ノ島、時津海が幕内で活躍するなど、力士15人を抱えている。

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