武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

オウム真理教と北朝鮮

2007年09月17日 | 国際外交の真実
宗教。
体の傷は目に見えるが、心の傷は見えない。 
心の深層部にある光と影は、人間の生と死をあざなうかのようだ。
1995年3月に発生したオウム真理教による地下鉄サリン事件は、インチキ宗教のハプニングではない。 北朝鮮の対日工作機関によるテロ戦争である。
オウム側の実行責任者は在日朝鮮人に刺殺された村井、そして北朝鮮に出入国を繰り返していた早川である。
早川は同時に北朝鮮からの覚醒剤の輸入も担当し、それを暴力団に流し資金源にしていた。
朝鮮の狙いは、地下鉄サリン攻撃によって日本に社会不安を起こし、ヘリコプターによって東京上空からサリンを大量に空中散布し東京を麻痺させるテロ戦争であった。つまり日本転覆である。
そしてオウム信者による重要拠点攻撃が計画され、首相官邸、国会、警視庁、NHKが標的であった。 オウム真理教1000人の信者にロシア銃カリシニコフを持たせ突撃訓練を行い、ロシアからサリン散布用のヘリコプターを購入していた。 
結果的には、その杜撰な計画は頓挫し、オウムは崩壊し、麻原の側近はほとんど死刑確定になったが、教祖麻原の刑が12年経った今も確定しないのは、裁判の慎重さというより法曹界の堕落そのものである。
当時、日本の公安部は危険を察知し、オウムを徹底的にマークしていた。
されど、事件発生を防止できなかったのは、警察・公安の作為と怠慢である。
警視庁と内閣公安部は、オウム内に放った公安スパイからの情報に基付き、毒ガスサリン攻撃を察知し、それに先立ち、埼玉県朝霞にある自衛隊特殊化学部隊(毒ガス部隊)に警察の機動部隊を派遣し、毒マスク着用で対毒ガス訓練を施しており、待機させていた。 
事件発生後、直ちに、機動隊を山梨県上九一色村にあるオウム本部に緊急出動させ、カゴに入れた生きた黄色のカナリアを先頭に突入した。 
そして、リンゴジュースと1千万円の札束を抱えて、隠れ部屋に隠れていた麻原を逮捕した。
一方、北朝鮮では、よど号事件で北朝鮮に亡命した赤軍派リーダーの田宮は、サリン事件は北朝鮮のテロ戦争であることをグループ内部で問題にした為、1995年の11月に朝鮮の公安部によって殺害された。
死因は劇物注射によるものだったそうな。
革命家は陰謀によって謀殺されると歴史は語る。
(ムラマサ、妖しく光る)。
コメント
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