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武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

前原誠司と麻生太郎の論戦。

2008年10月08日 | 人生の意味
前原誠司と麻生太郎。
昨日、2日目の衆院予算質疑で、午後からの出番は前原誠司だった。
一般道路財源を中心に医療、介護問題を取り上げたが、真摯な態度、政策の深さ、口上の爽やかさを見るに付け、昨日の長妻昭、その他論客を加えると民主党にはキラ星の如く人材がいる。
前原は麻生太郎に真正面から政策論争を挑み、国家経営の指針を問うたが、麻生は知識不足を露呈し、しどろもどろの答えで、最後には前原から、「麻生総理にはがっかりした。あまりに鈍感すぎる」と断を下され、「箱物建設の自民党か、安全安心で国民に光を当てる民主党か」と最後に締めくくった。アッパレ前原。

靖国参拝。
麻生太郎は総理になる前に、月刊誌に靖国についての自分の信念を、「総理大臣は、靖国には当然参拝しなければならない」と発表していたが、昨日、予算委で前原誠司に靖国はどうするのかと問われ、麻生いわく、「靖国に行くか行かないかは言わない」などと口をひん曲げて述べたのは驚いた。
口がひん曲がっているように己の信念も曲がっているようだ、
一国の宰相が自国の神社に行くかどうか言わないとは、「私は悪い事をしている」から隠れてコソコソしますということだ。根性までひん曲がっている。
こういう輩に靖国に来られても、日本の為に生命を捧げた若き英霊たちにとって迷惑な話だ。
本ページは総理の靖国参拝は当然という主張であり、中国、韓国ごときに何か言われたら内政干渉だとして断固抗議しなければならない性質のものだ。

この麻生太郎の質疑応答を2日間聴いたが、官僚の人材バンクは昨年決まったとか、洞爺湖サミットのCO2削減は何年までの努力目標なのか全く覚えておらず、しかも2050年までの削減目標は、実はG8間では、「合意されていない」。アメリカが拒否した為に、代わりに、「削減しようとする考えを共有する」という、訳の分からない官僚文言になってしまったのだ。そういう基本的な、かつ重要な事を覚えていない。 一国の宰相の答弁がしどろもどろになるのは、見苦しい。総理というよりはまさしく筋者だ。こういう手合いは、顔は笑っても目は笑わない。隙を見せると後ろからグサリだ。
また河村建夫官房長官の答弁を初めて聴いたが、取り上げることは何も無い。あの町村さんが良かったと思えるほどだから、その程度だ。
河村の事務所費不正疑惑が取り上げられたが、河村建夫の釈明は、何か念仏でも唱えていたような弁解だったから、いよいよ身辺整理ということか。

リーマンのCEOであったファルド。
アメリカ政府は70兆円の公的資金の投入を決めたが、ファルドを議会に呼び、彼の報酬を明らかにした。 2000年以降の8年間の報酬が4億8000万ドル(480億円)。
その内、現金報酬は6000万ドル(60億円)だったという。 カネを稼ぐのは自由だが、人を騙して落とし入れ、帳簿上の儲けで莫大な金額を懐に入れることは許されない。
しかも、この金は少なからず日本のゼロ金利で銀行に預けている預金をアメリカにくれてやったものであり、また日本政府の年金運用のカネをリーマンに吸い取られたものだ。 それは即ち我々の税金であり、年金なのだ。
ファルドの顔は、カネの亡者のような薄汚い顔をしていたが、彼を見ていたらベニスの商人を思い出してしまった。 ベニスの商人はユダヤだったが。

昨日、株がアメリカで1万ドルを切り、日本でも1万円を割る場面があった。
これにより、日本の年金機構の官僚がやっている年金の株式投資は、今年になって5~6兆円の損失を出してしまった。
今、補正予算の金額が1兆8千億円だから、その損失の大きさが分かる。
我々の年金を官僚に預けると彼らのギャンブルに使われて元も子も無くしてしまうということだ。 誰がこの責任を取るのか。 筋者の麻生太郎などとても取れない。
麻生タイタニック号の沈没まで後何日。
(ムラマサ、鋭く一閃)
コメント
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