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武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

新宿酒場ロン 10・17

2008年10月18日 | 人間の欲望
新宿酒場ロン 10・17
島、絵美、銀さん、洋子ママが話しこんでいる。
「解散風が強くなってきたが」
「森と細田が事務所を開いたからな」
「古賀は、クレー射撃にかけて麻生が引き鉄に指をかけた、という言い方をしているからゴーサインだな」
「いや、甘いな。権力闘争の最大の剣ヶ峰だ。細田と森の事務所は見せかけという作戦もありえる」
「敵をだますならまず味方から・・・」
「鋭い。それはあるな。民主に時間とカネを使わせて、国会に力が入らない。民主党の追及の力を削ぐ」
「麻生太郎らしいな。ずるそうな筋者の目をして裏の裏をかく」
「まあ、もう少し様子をみよう」
「ところで、細田は与党で過半数の241を取れば勝利だと言っている」
「それでも与党は100議席減らすことになるが、それでも勝利だとは、自民はそこまで追いつめられている」
「今週の参院の予算委で、麻生は石井一に散々やられた。なぜ月刊誌で冒頭解散を言いながら解散をしない。総理は解散権を弄んでいるのかと石井に面罵され、大勢の議員と官僚の見守る中で、問責をして参院は出入り禁止にするぞと凄まれた」
「麻生も言い返していたが、石井の凄みに負けたな」
「それに創価学会の池田大作を国会喚問するぞとブラフをかけて、公明は大騒ぎになった」
「公明党の議員は後で創価学会に怒られる」
「考えてみれば、竹入も、矢野も公明党の党首をやった人は、創価学会に石もて追われている」
テロ特措法。
「昨日はテロ特措法だった。民主の川内博史が、海自の3等海曹が集団リンチで殺された事件を取り上げ、ハマコーのせがれの防衛大臣を追及していたが、甘い突っ込みだからハマコージュニアもニタニタ笑っていた」
「ハマコーのせがれが防衛大臣だったとは知らなかった」
「ガマ蛙を潰したような顔をしている」
「テロ特措法は、民主は反対するが、衆院の3分の2で再可決する」
「それと、中山成彬が、引退を撤回して出馬すると言い始めたが、また出ないと撤回した。殿、ご乱心だな。下馬した以上はもう終わりだ」
中国毒。
「中国の、いんげん毒はどういうこと?」
「食品テロだな。目的は日本を騒がせて中国の独裁者にダメージを与える。あるいは日本への直接テロということもありえる」
「日本人はノー天気だから、ピンと来ないが、中国国内ではチベット、ウイグル、その他の民族問題で、血で血を洗う争いが起きている」
「また反共産党組織が存在する。中国の監獄を見れば政治犯がゾロゾロだ」
「言論と政治活動の自由がないから、テロによる報復と発信の意味がある」
「いずれにしろ、中国食品は食べられないな」
「中国は100年遅れの国だ」
北朝鮮。
「今日の夕方(金曜)、桜田門の公安から聞いたけど、金正日が死んだという情報がある」
「へえ~、最近発表した写真は合成だからな。脳内出血で危篤のはずだが、死んだか」
「まだ確認は取れていない、今、裏を取っている」
三浦和義事件。
「三浦和義が死んだが、あれは自殺?」
「自殺だ。サイパンからLAへ飛んだ機内で、三浦は、乗り込んだ日本人女性記者に(コメントしません。一切しません)と言った彼の表情が印象的だった」
「自殺の覚悟の表れか、それとも他に何か?」
「取材の中で分かったけど、三浦がサイパンの留置所にいながら気にしていたのは弁護費用だった。サイパンのイカレ弁護士とLAのゲラゴス弁護士は高い。LAで裁判に勝った場合、ゲラゴスの成功報酬は10万ドルを切ることは無い」
「共謀罪が認められたら、最低で25年、最悪は終身刑だ」
「負ければアウトだが、勝っても厳しい」
「そのどちらもクリアする方法は?」
「己を虚しくすること」
「そして、その裏には別の動機が存在する」
「何?」
「保険金だ。三浦は日本で生命保険をかけているはずだ。その死亡保険金が下りる」
「だけど、自殺でもOKなの?」
「掛けてから1年以上経っていれば自殺でも保険金は下りる」
「ちょっと待てよ。 これは初めから仕組まれた保険金目当ての殺人事件だとして、その殺人を自殺に置き換えると・・・」
「三浦和義の脚本、演出、主役、タイトルは疑惑の帽子」
「三浦は自身のブログでサイパン旅行を発表した。三浦はジミー佐古田が彼のブログを読んでいることを知っていた」
「最高裁で無罪を勝ち取った弘中弁護士から注意されていたことは、アメリカに行ってはいけないということだった。弘中さんは彼の情報網から、ジミー佐古田が三浦を執念深く狙っていたことを知っていた。佐古田は度々日本に来て日本の法務省、桜田門と接触をしていた。その情報が弘中さんに入っていた。だから三浦にはアメリカへ行くなと注意していた」
「サイパンはアメリカだということは常識だ。そこに自ら飛び込んで逮捕された」
「後は皆の知っての通りだ」
「そこまで三浦が読んで計画したとすれば、すごいシナリオになる」
「そして、それはジミー佐古田に対する三浦の最後のエースカード」
「リック・ジャクソンのジャック、キングのジミー佐古田、クイーンの一美さん、20対20の勝負で三浦がヒットしたカードは、剣を表すスペードのエース」
「ブラックジャックの勝ちだ」
「ロスで始まりロスで終った」
皆が押し黙った。絵美が口を開いた。
「ところで、一美さん殺しの犯人は三浦だったの?」
「昨日、ジミー佐古田がLAで立ったまま会見をやった。そこで佐古田が言ったのは、(This murder case is not closed.)、つまり、佐古田は、あの世まで三浦を追いかけるということだな」
「時空警察ね」(笑)
「確実なことは、三浦和義は死んだということさ」
「真相は永遠に闇の中だ」
(ムラマサ、蒼く冴える)
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