武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

麻生太郎のポニョ。 解散の攻防。 オバマの勝利。

2008年10月05日 | 人生の意味
麻生太郎。
古賀誠が党幹部に内部報告した自民党の予想獲得議席数は、自民が190、公明30で与党合わせて220だったと漏れ聞こえてくる。
本ページで福田内閣の時代から述べているように、自民党にとって解散は絶対にできないのだ。
やれば自民は下野し、そのままでは10年は冷や飯喰いになる。
利権政治で接着されている自民党政治が野党の冷や飯は食えない。
なぜなら、利権に代わる経国済民の政治思想がないからだ。
未来日記を開けば、下野後の自民党は路線闘争から内部分裂が始まり、新党結成、そして与党の連立政権へと流れていくのではないのか。
政治家に政治思想がないということは、国家経営は官僚に委ね、経済運営は経団連に委ねるということで、政治家が本来果たすべき政治はない。
故に、年金瓦解、後期高齢医療破綻、介護崩壊、汚染米拡散、少子化、極端に低い食料自給率、などなど日本は危機に瀕するのだ。
一例を挙げれば、農水省の東北農政局は、大金をかけて、「米作りは資源の無駄使いです」というポスターを作り、各農協に貼っているのだから驚きだ。
その時の農水大臣は今の財務大臣・中川昭一。
それに対して農民は、農業に対する侮辱だと猛反発したが、減反という農水官僚による農業潰しが今行なわれている。
今の農家は、80%以上が65歳以上の老人であるから、今しばらくすると日本の農業は成立しない。嫌でも中国産やベトナム産のメタミドホス米やカビ米を食べざるを得なくなる。
さて、諸君、我が日本をどうする。

解散は延期か、それとも電撃解散か。
凄腕の小沢が繰り出す国会駆け引きが始まる。衆院予算委で自民を締め上げ、参院で河村官房長官、枡添厚労大臣、石破農水大臣の連続問責を決議し、麻生内閣の機能不全を招来する。極まったところで麻生が解散を断行する、というシナリオだが、麻生の反撃はどうだろうか。
小沢のスキャンダル暴き、参院を無視し衆院だけで片翼飛行を続行するか。
まさに修羅場というより泥仕合になるような雰囲気を漂わせる秋の陣だ。

アメリカの次期大統領は、オバマで決まりだ。
その理由は、アメリカ人の誰もが72歳のマケイン大統領を見たくない。
また同時に、副大統領のサラに核のボタンを持たせたくないということだ。
サラ・ペイリンは、マケインを救う女神として彗星のように現れたと思われたが、今では、村の村長さんなら勤まるかも知れない程度だと皆が気付き始めた。
世論調査では、サラが現れた瞬間にはマケイン支持がオバマを上回ったが、その後、急激に下降し始めた。
何でも、マケインはサラを一目見て気に入ったらしいが、結果的にはマケインの見る目は高くないという証明になってしまった。
マケインの自爆なのか、それともアメリカはオバマを求めているのか。
(ムラマサ、月光に冴える)
コメント
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