麻生太郎と解散。
麻生の最初の思い付きは、10月の冒頭解散だった。
しかしリーマン、AIGの世界恐慌を理由に予算審議に入ったが、その本音は解散をすることにひるんだからだ。
そうこうしている内に、麻生内閣のボロが出始めた。 参院自民は、ボロが出ないうちに総裁選の余勢をかって解散に踏み切るべきだと主張したが、麻生はそのタイミングを失した。 組閣直後の支持率は軒並み50%を切った。 最近では一番低かった福田さんでさえも60%台であった。 しかも、選挙分析において、議席予想は、自民が200を切る惨敗と出た。 昨日、自民の代議士会で、ある議員が、「今選挙をやったら、ここにいる半数は戻れない。 選挙は駄目だ」 と悲痛な訴えを述べた。
20日夜の会合 「太郎会」で麻生は、「解散するか、しないか、ちゃんと両方取られるように発言したと思いますけどね」 と口のひん曲がった筋者はそう言ったそうな。
今、民主の立候補予定者は、連日地元に張り付いて活動をやっている。
カネが続くか、息が続くか、その辺の手練手管は筋者の技だ。
☆
私が総理大臣だったら、解散はしない。年内に解散ができないなら、年明けでも駄目だ。 やるとすれば4月以降だ。 但し、民主にとって弱点は昨日の時点での第二次公認が223人しかいないということだ。 渦半数にはまだ遠い。 解散が長引けば、民主候補者の駒が揃ってしまうが。 果たして筋者が投げる賽の目は。
☆
自民と公明が定額減税2兆円をやると決めたそうな。 単年度だけの減税で、赤字を増やすだけだ。 主婦に対する調査では66%が貯金するという。 だから約7千億しか消費に回らない。日本のGDP500兆円に対して7千億円の効果だから、0.1%台の寄与率にしかならない。公明の支持者は自営業が多いから、消費拡大を狙ってのことだろうが、消費税を上げなければ日本は立ち行かないことを自民党の良識層は訴えているのだが、それと矛盾することをやろうとしている。 自民は政権を担う能力ばかりか気概すらも失せたのではないのか。 与謝野馨は財政経済大臣でありながら、定額減税は経済政策ではなく、社会政策だと言ったというから、大臣を辞めるべし。
★
中国食品とファミレスのサイゼリヤ(社長・正垣泰彦)。
前から言っているように、ファミレスは中国食品を提供している。 これ常識。
ピザから、有害物質メラミンが検出された問題で、ピザを食べた客すべてに代金を返還すると正垣社長は発表したが、早速、ある男性が仙台のサイゼリヤにレシート無しで返金を求めたところ、レシート無しでは駄目だと断わられたと言う。
ファミレスのレシートは、ほとんどの人は直ぐに捨てるだろう。
社長は綺麗ごとを言い、末端は拒否するという仕組みだ。 レシート無しで皆が押しかけたら、ピザの枚数以上に返金することになるだろう。
さて、メラミンピザは5万4千枚が販売され食されたという。
広東省の金城速凍食品が製造し、ザ・ベスト創食が5・7トンを輸入し、サイゼリヤに納入した。 冷凍ピザに中国産ミルク粉乳が使用されていたことが原因だ。
メラミンは腎臓障害を起こすことで知られている。 場合によっては死亡する。
中国の金城速凍食品は、メラミンは混入していないという証明書を発行していた。
この会社は、JTB(日本たばこ)が販売したメラミン菓子エッグタルトも製造していた。
前から何度も言っているが、中国を信じるということは、太陽が西から昇ることを信じることと同じだ。
★
アメリカによる北朝鮮のテロ解除に対する韓国の反応。
ワシントンの保守派は最近、ヒルを「キム・ジョンヒル」と呼んでいるという。
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)にかけたものだ。
ヒルが主導してきた北朝鮮の核問題は、長い歳月をかけて遠回りしてきたが、得たものは何もなかったと韓国は失望している。結局、6ヶ国協議によってではなく、米朝の2国間交渉によって、北朝鮮は核保有を認められ、米国は北朝鮮をテロ国家指定から解除した。
金正日を「悪の枢軸」と呼んだブッシュはなぜ、「大山鳴動してネズミ一匹」のような結果しかもたらせなかったのか。その理由についてワシントン・ポストは、「ブッシュがイラク、アフガニスタン戦争であまりにも大きな痛手を負い、北朝鮮の核問題だけでも解決しようという焦りから判断を誤った」 と論評した。
既に鉄くず同然だった寧辺の冷却塔の爆破、乗り気ではなかったニューヨーク・フィルをカネの力で実現させた平壌公演、そして北朝鮮から受け取った核申告書が入った書類ケースを持ち、板門店を歩いて越えるという演出は、ヒルの「ショータイム」 だった。 本ページでは、ヒルが来日する度に人相が下卑てくると指摘したものだが、ヒルを見るたびに人間の堕落を見る思いがした。
北朝鮮の核を廃棄させることを期待していた韓国は、ヒルに裏切られたという思いだ。現実的に、北朝鮮の核は米国にとって脅威ではない。なぜなら北朝鮮は長距離ミサイルを持っていないからだ。 金正日が核を手放さない理由は、貧者の兵器としてアメリカ、韓国、日本を威嚇し、恫喝する為だと韓国は見る。
ブッシュ、ライス、ヒルは、口を開けば韓国に好意的な発言ばかり弄して来た。
しかし今回のテロ国家解除は、北朝鮮の人民が恐怖政治から解放されることを願ってきた人達にとって、アメリカの大きな裏切りだと不満を隠さない。
(ムラマサ、蒼く冴える)
麻生の最初の思い付きは、10月の冒頭解散だった。
しかしリーマン、AIGの世界恐慌を理由に予算審議に入ったが、その本音は解散をすることにひるんだからだ。
そうこうしている内に、麻生内閣のボロが出始めた。 参院自民は、ボロが出ないうちに総裁選の余勢をかって解散に踏み切るべきだと主張したが、麻生はそのタイミングを失した。 組閣直後の支持率は軒並み50%を切った。 最近では一番低かった福田さんでさえも60%台であった。 しかも、選挙分析において、議席予想は、自民が200を切る惨敗と出た。 昨日、自民の代議士会で、ある議員が、「今選挙をやったら、ここにいる半数は戻れない。 選挙は駄目だ」 と悲痛な訴えを述べた。
20日夜の会合 「太郎会」で麻生は、「解散するか、しないか、ちゃんと両方取られるように発言したと思いますけどね」 と口のひん曲がった筋者はそう言ったそうな。
今、民主の立候補予定者は、連日地元に張り付いて活動をやっている。
カネが続くか、息が続くか、その辺の手練手管は筋者の技だ。
☆
私が総理大臣だったら、解散はしない。年内に解散ができないなら、年明けでも駄目だ。 やるとすれば4月以降だ。 但し、民主にとって弱点は昨日の時点での第二次公認が223人しかいないということだ。 渦半数にはまだ遠い。 解散が長引けば、民主候補者の駒が揃ってしまうが。 果たして筋者が投げる賽の目は。
☆
自民と公明が定額減税2兆円をやると決めたそうな。 単年度だけの減税で、赤字を増やすだけだ。 主婦に対する調査では66%が貯金するという。 だから約7千億しか消費に回らない。日本のGDP500兆円に対して7千億円の効果だから、0.1%台の寄与率にしかならない。公明の支持者は自営業が多いから、消費拡大を狙ってのことだろうが、消費税を上げなければ日本は立ち行かないことを自民党の良識層は訴えているのだが、それと矛盾することをやろうとしている。 自民は政権を担う能力ばかりか気概すらも失せたのではないのか。 与謝野馨は財政経済大臣でありながら、定額減税は経済政策ではなく、社会政策だと言ったというから、大臣を辞めるべし。
★
中国食品とファミレスのサイゼリヤ(社長・正垣泰彦)。
前から言っているように、ファミレスは中国食品を提供している。 これ常識。
ピザから、有害物質メラミンが検出された問題で、ピザを食べた客すべてに代金を返還すると正垣社長は発表したが、早速、ある男性が仙台のサイゼリヤにレシート無しで返金を求めたところ、レシート無しでは駄目だと断わられたと言う。
ファミレスのレシートは、ほとんどの人は直ぐに捨てるだろう。
社長は綺麗ごとを言い、末端は拒否するという仕組みだ。 レシート無しで皆が押しかけたら、ピザの枚数以上に返金することになるだろう。
さて、メラミンピザは5万4千枚が販売され食されたという。
広東省の金城速凍食品が製造し、ザ・ベスト創食が5・7トンを輸入し、サイゼリヤに納入した。 冷凍ピザに中国産ミルク粉乳が使用されていたことが原因だ。
メラミンは腎臓障害を起こすことで知られている。 場合によっては死亡する。
中国の金城速凍食品は、メラミンは混入していないという証明書を発行していた。
この会社は、JTB(日本たばこ)が販売したメラミン菓子エッグタルトも製造していた。
前から何度も言っているが、中国を信じるということは、太陽が西から昇ることを信じることと同じだ。
★
アメリカによる北朝鮮のテロ解除に対する韓国の反応。
ワシントンの保守派は最近、ヒルを「キム・ジョンヒル」と呼んでいるという。
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)にかけたものだ。
ヒルが主導してきた北朝鮮の核問題は、長い歳月をかけて遠回りしてきたが、得たものは何もなかったと韓国は失望している。結局、6ヶ国協議によってではなく、米朝の2国間交渉によって、北朝鮮は核保有を認められ、米国は北朝鮮をテロ国家指定から解除した。
金正日を「悪の枢軸」と呼んだブッシュはなぜ、「大山鳴動してネズミ一匹」のような結果しかもたらせなかったのか。その理由についてワシントン・ポストは、「ブッシュがイラク、アフガニスタン戦争であまりにも大きな痛手を負い、北朝鮮の核問題だけでも解決しようという焦りから判断を誤った」 と論評した。
既に鉄くず同然だった寧辺の冷却塔の爆破、乗り気ではなかったニューヨーク・フィルをカネの力で実現させた平壌公演、そして北朝鮮から受け取った核申告書が入った書類ケースを持ち、板門店を歩いて越えるという演出は、ヒルの「ショータイム」 だった。 本ページでは、ヒルが来日する度に人相が下卑てくると指摘したものだが、ヒルを見るたびに人間の堕落を見る思いがした。
北朝鮮の核を廃棄させることを期待していた韓国は、ヒルに裏切られたという思いだ。現実的に、北朝鮮の核は米国にとって脅威ではない。なぜなら北朝鮮は長距離ミサイルを持っていないからだ。 金正日が核を手放さない理由は、貧者の兵器としてアメリカ、韓国、日本を威嚇し、恫喝する為だと韓国は見る。
ブッシュ、ライス、ヒルは、口を開けば韓国に好意的な発言ばかり弄して来た。
しかし今回のテロ国家解除は、北朝鮮の人民が恐怖政治から解放されることを願ってきた人達にとって、アメリカの大きな裏切りだと不満を隠さない。
(ムラマサ、蒼く冴える)