★小保方晴子・事件
3月20日頃に出たハーバードの(バカン教授)によるスタップ作成プロトコールに目を通した。
発行元は、ハーバード大医学部付属病院のブリガム&ウィメンズ病院の麻酔科となっているが、著者名無し、日付け無しというのは、誰も責任を取らないという態度であろう。バカン教授と上記に述べたのは、詳しいプロトコールを出すとアナウンスしたからだが、それがなければ名無しのゴンベエということになる。一般広報なら、それで通るだろうが、世紀の大スキャンダルだというのに、責任逃れのアリバイ工作だろう。それにこのバカン教授、麻酔医ということであっても細胞学の権威ということではないし、MDではあってもPhDではない。
そして一方、日本からの取材要請に対してすべて拒否しているのは、やましいことがあるからだろう。晴子嬢が日本で脚光を浴びた2月の上旬には彼女を「今まで私(バカン)が指導した中で、ベスト&ブライトである」と褒めちぎっていたが、博論の副査でありながら、今では彼女の博論など、見たことも聞いたこともないと、うそぶいているのだから、彼の人間性が分かるというもの。
★スタップ細胞。
スタップ細胞論文が真実ならば、バカン教授や笹井芳樹が、主著者にならなかったのは何故なのか。
バカン教授はスタップ細胞を研究して15年のキャリアを持つと言われ、笹井はES細胞ではトップの研究者でもあった。
晴子嬢のネイチャー論文は笹井芳樹の文章であると見られているし、そこで晴子嬢が担った役割は、データの作成であり、そして胆中の肝はクローン作成の名手・若山教授に「STAP細胞をマウスの受精卵に注入してマウスの胎児を育てた」と言わしめるのだが、晴子嬢から若山教授に渡されたのがスタップ細胞ではなく、ES細胞であったとするなら、すべての辻褄が合ってくる。
そして、スタップ細胞をそれらしく糊塗する為には、データの捏造と電気泳動の切り貼りが必要であったし、それらを見繕ったのは彼女のミッションであったろう。そして最悪、悪事が露見するリスク保険として、バカンや笹井は主著者として表に出ず、晴子嬢を表に立たせたと見るのが、自然ではないのか。
また、たとえW大の偽装博士であったにしても、日本の科学機関・理研のリーダーであり、PhD取得者である以上、言い逃れはできぬ。
この事件の闇とは、理研とネイチャーのズブズブの関係を作っている巨額の広告費は我々の血税であり、一方、W大ケミカル閥、東京女子医大と日本再生医療学会の連環、そして株式会社セルシードとの繋がり、そしてセルシードの株価はネイチャー論文発表直後、急上昇した訳だから、インサイダー取引の疑惑はないのか。
★韓国。
まあ、この国はまともではない。
韓国の小学校教育では、広島原爆投下のクレヨン絵図を描くことを奨励し、日本人が焦熱地獄にのたうち回る姿を描かせて喜んでいる。
それで韓国人は劣位の優越感を覚え、笑っているのが、韓国教育の実態なのだ。下種(げす)な人たちだな。
さて、ハーグで25日、日米韓の3国首脳会談が予定されている。
この会談は、米国のメンツを立てるための演技演出であるが、前向きでない会談をいくらやっても、プラス志向は生まれない。
韓国など相手にしても時間とカネの無駄だ。
(じゅうめい、鋭く斬る)