武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

山口組の掟

2007年04月20日 | 人生の意味
長崎市長暗殺事件。
この事件は単に個人的なウラミではないだろう。
犯人が供述しているような理由でヤクザは市長クラスを殺しはしない。
そんなことで人を殺していれば、本人と組織が持たない。
ヤクザの殺しの論理は人の常識では成り立っていないのだ。
殺しは、深刻な縄張り争いでシマを守るとき、仲間が殺された場合の復讐、そして多額の金銭を受け取っての殺し屋稼業である。 ウラミ・つらみは因縁のネタにはなるが、せいぜい傷害どまりである。
ましてや、市長と犯人は直接の面識はないという。
逮捕された指定暴力団山口組傘下「水心会」会長代行、城尾哲弥(59)は約1メートルの至近距離から市長の心臓に向けて1発目を撃っていた。さらに、うつぶせに倒れたところに、とどめの2発目を放ち、銃弾はいずれも心臓を貫通していた。
犯人の「殺すつもりだった」などの供述から、威嚇などの意図はなく、当初から明確な殺意を抱いていたということだ。
米国スミス&ウエッソン社製の38口径レボルバー拳銃を使用、銃弾20発を所持していた。 これはヤクザにとって正統派拳銃であり、ロシア製トカレフとか、フィリッピン製コルトではないから、その覚悟のほどが分かる。
一方、城尾が所属する水心会は、18日付で県警に解散届を出した。
水心会は山口組内では直参と呼ばれる格上の扱いをされている。
状況から見るに、多額の金銭を受け取ったか、あるいは借金帳消しの殺しの請負いだろう。 今回は、借金帳消しの線と見た。
市長を暗殺して利益を受けるのは誰か推理するのも面白い。
おっと最後に、犯人は即刻縛り首にすべし。
(ムラマサ、月光に青く冴える)
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バージニア工科大学の惨劇

2007年04月19日 | 人生の意味
自ら克ち取る生き方を放棄してしまったとき、アメリカ社会において生きていくことはできない。 
アメリカン・ドリームとは、貧しさから這い上がり、鍛錬の中から頭角を現し、そして運命の前髪をひっつかまえて、のし上がっていくものだという口上は、このバージニア工科大学大量虐殺事件には当てはまらないだろう。
ただ、言える事は、人間の心の闇が狂気の形を持って現れてくるとき、こういう惨劇は起こりうるものだ。
米国の大学史上最も残酷な銃乱射惨劇を起こした犯人は、すでに2005年初めに大学の注意対象になっていたという。
大学構内の寄宿舎に居住していた犯人は女性たちのストーカーから寄宿舎の放火に至るまで行なっていたことが明らかになりつつある。
また、最近、爆破するぞという脅しが続いていたことについても、犯人が関わっていたと見られる。
授業中の態度は、机の下に携帯電話をしのばせ女性の下半身を撮っていたり、惨劇を思わせるスクリプトも犯人によって書かれていたという。 
担当教授は大学警護に犯人の文章を見せたが、警護室は、脅迫の言葉がないとして介入しなかったそうだ。 その代わり、犯人はクラスから締め出されたが、担当教授の個人指導を受けていた。 授業の際、黒ぶちのメガネをかけ、顔が見えないくらい深々と帽子をかぶっていたそうな。
犯人は1984年にソウルの貧しい家庭に生まれ、安アパートに住んでいたという、
貧しさから逃れるために、8歳の時、両親とアメリカに渡ったとされるが、アメリカはバブルを経た、成熟社会であったから、カネも無く、言葉も分からず、ナイナイずくしで、どのような生活をアメリカで送らなければならなかったか、想像に余りある。
可哀想なのは、キャンパスでの授業中に突然、恐怖の中で殺されていった教師と学生達である。
アメリカの銃社会が、今のようにあり続ける限りは、このような血の惨劇は何度でも繰り返されるだろう。
(ムラマサ、シンとして鳴かず)
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バージニア工科大学銃乱射、中国の陰謀

2007年04月18日 | 国際外交の真実
速報―
さて、最初に米国バージニア工科大学で発生した、銃乱射による32人死亡事件は、犯人が韓国人のチェ・ソンへ(写真、23、日本の新聞の発音は間違い)であった。アメリカの友人に問い合わせたところ、今現在分かっている事は、1984年韓国生まれ、8歳の時にデトロイトから米国に入国したと移民局は発表しているという。英語コースの学生らしい。
米国滞在資格はグリーンカード保持者。犯行後、頭を撃ち抜いて拳銃自殺した。
犯行の動機は男女間のもつれと見られる。この大学は韓国人留学生が多い。

さて、本題の中国。
国会に異例の中国テレビ局3台を入れ、ライブで中国本国へ流した。
日本は隠すものはないが、国会に共産独裁国のテレビを3台も入れて日本の指導者達と官僚の顔を撮らせ、記録に残させることを許したことは、日本のセキュリテーの甘さをひしひしと感じる。
中国は、この映像を中国に都合の良いように編集して政治プロパガンダとして使用するだろう。
日本の、しかも国会の国家安全保障の危機管理能力が全く無いことに驚くばかりだ。外務省の谷内の指示らしいが、この人は国を危うくする人だ。
最終的には、安倍総理と麻生大臣の責任であるが、森・中川も脳みそが軽いということだろう。
日本の政治家たちは、平和ボケだから、カメラに刻々記録されても「カエルの顔に何とか」の類だろうが。
さて、中国首相は20分も演説したが、日本称賛部分の演説草稿を確信犯として見事にはずしたことは、敵ながらアッパレだろう。 
この本当の意味は、中国は日本との友好は望んでいないということだ。
このような中国の態度を我々は肝に銘記しなければならない。 
中国報道官は、それは単純なミスだったと弁解したが、それを信じるのは日本の政治家だけだろう。また、こういう公式訪問で行われる記者会見は無しというのもおかしな話だ。 さらに不思議なことに、報道されていないのは、実は今回、天皇に拝謁しているが、中国にとって、日本の天皇は最大の東洋鬼であるから、その報道はするなという中国側の指示であったそうな。
日本の新聞・テレビは何か中国を刺激することを書いたり報道すれば、中国当局に睨まれ、報道規制され、最後は中国追放まであるから、怖くて「何とかに睨まれたカエル」みたいなものである。
そうすると日本はカエルしかいない国になってしまうのか。
それを悔しがる記者がいるから、「じゅうめいよ、これを書いてくれ」とリークしてくれるのだが。
中国は、共産独裁体制が続く限り、油断はできない。
核弾頭ミサイルは日本に向いている国、人権弾圧、言論の自由がない国、未だに政治犯が刑務所にいる国、隙を見せれば軍事力に訴える国。
この国とどのように付き合ったらよいのか100年ずれている気がする。
(ムラマサ、鋭く一閃)
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中国について考えよう

2007年04月17日 | 国際外交の真実
2007年中国首相の国会演説は、日本のアジア外交の転機になるだろうし、また、そうしなければならない。 リメンバー2007.
どのテレビ・新聞を見ても、中国に遠慮して、あたり障りのないことしか言わず書かずで腫れ物に触る空気だ。
中国や韓国は、人の家に土足で上がりこんで、日本も昔はこうやったろうと凄みを利かすが、日本は同じ低レベルに落ちることも無い、しかし、ここは毅然と、お前の国は態度が悪いとはっきり物を言うべきである。
そうでなければ、相手はますます付け上がり、本当の友好関係は築けない。
サンプロの田原氏でさえも駐日中国大使を前にして、中国首相の国会演説の内容に『びっくりした』を連発し、日中友好ムードに乗るような美辞を並べていたが、老獪な田原氏にとってもそれが精一杯の抵抗であったろうと見る。
田原が本当に言いたかった事は「あんな失礼な演説をやって、びっくりした」ということだが、さすがに中国大使をつかまえてそこまでは言い切れなかった。
しかるに、中国首相の国会演説は日中友好に向けたというよりは日本の政治指導者に訓示を垂れ、命令し、釘を刺すという無礼千万な内容であった。
まるで中国の属国か臣下のような態度をとり、氷を解かす訪問となるようにと言ったらしいが、氷は融けてもその水は冷たいままで、我々に冷水を浴びせたようなものだ。
外務省と擦り合わせた演説原稿の日本の国際貢献部分は意図的に読みはずし、答礼で演説したタレント議員の扇千影(自民)の演説内容が答礼になっていないという噴飯物のマンガであった。
中国のアジア戦略ははっきりしている。 日本のこれ以上の台頭は決して許さず、戦争・歴史・南京・慰安婦問題で日本を恫喝し続け、世界・アジアで孤立化させつつ日本から経済・技術援助を引き出すことである。
側面的には日本の政治家の金銭・女性スキャンダルをスパイし、有力政治家の弱みを握って恫喝しているとも言われている。
我が日本は、心して中国と向き合わなければならない。
日本の国連での常任安保理事国入り反対、東シナ海油田開発は中国の権利、尖閣列島は中国の領土だと主張し、何よりも日本の首相が自由に靖国参拝にも行けず、安倍さんは「行くか行かないかはっきり言わない」などと発言するに至っては、言語障害か脳軟化症なのかと思うばかりだ。またそれを高度な政治言語であり政治判断だとはやし立てるに及んで、この国の政治家は国家経営の哲学も理念も持ち合わせていないのだろう。
中国の無礼千万ぶりを並べ立てたが、これらはそれこそ副次的な問題だ。
核心的問題は、中国の反日教育である。子供の学校教育は、徹底的な日本悪玉教育を施している。「東洋鬼」として刷り込んでいるが、日本の外務省はこういう中国の教科書・教育を批判したことがあるのだろうか。
そして次に、中国各地に建設・増強している反日歴史博物館である。
お人よしの日本人は知らないが、そこにはロウ人形で作られた扇情的な展示物を陳列し、日本人を激しく攻撃している。
これは韓国でも同じである。韓国の天安市にある独立記念館は日本人攻撃展示館として日本人には見るに耐えない、
かつて、小生は、日本語を喋らないことを条件に2回ほど韓国人の友人に連れられてそこを見学したことがある。余談だが、一緒に行った日本人男性は見学中に気分が悪くなり途中で帰ってしまったが。
(スペースの関係上、明日に続く)

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アメリカの金銭感覚

2007年04月16日 | 国際外交の真実
アメリカにおいて、有名人の離婚の慰謝料支払いは、NBAのスーパースターだったマイケル・ジョーダンが1位になったそうな。
資産420億円のうち、180億円以上が、離婚調停中の妻に分与されるという。
2位は歌手のニール・ダイヤモンドで160億円。
映画監督のスティーブン・スピルバーグが100億円、ハリソン・フォードが90億円支払いで続いた。 また、ケビン・コスナーは80億円、ポール・マッカートニーも60億円以上という。
それに引きかえ、北朝鮮と米国は、たった29億円で人類の破滅を引き起こすかもしれない核問題で、凍結した、解除する、まだ駄目だ、俺はピョンヤンへ帰るなどのやり取りを延々とやっているのは、アメリカの駆け引きと言うよりはライス・ヒルのやり方の稚拙さからくるものであろうと思う。 
ワシントンのライスは大学で勉強した共産主義理論が、目の前で起こっている現実についていけないことから、パニックを引き起こしているというのが実情のようだ。 
また現場の交渉役ヒルは、国際政治論は講義もできようが、それは図書館の蔵書で勉強した政治論であるから、アジアで起こっている飢餓と独裁と恐怖政治の共産主義政治を理解できないでいる
アメリカ・エスタブは既にライス・ヒルの能力・手腕は見切っているが、今はイラク戦争を何とか形をつけて、アジアにおいては、沖縄を最前線基地に強化し、それをコントロールするHQはグアム・日本をグレードアップしようとしている。
それがアメリカの米軍再編の本質である。
もはやフィリッピンに価値はなく、韓国においても軍事プレゼンスを見出す価値も薄まり、近未来、強大な中国と対峙するには日本を最大の傘下に従属させることをアメリカは決定している。 これは日本を同盟国とか、パートナーとして見ているのではなく、技術力、経済力が豊かで、そしてなによりも国民性が国際政治に疎く、従順であるという、アメリカにとって日本は言ってみれば便利なパシリとしては最高であるからだ。
さて、中国首相の日本訪問をメデイア・マスコミが遠慮して何も言わないので、書かずばなるまい。 明日、共産独裁国家・中国批判を展開しよう。
(ムラマサ、鈴のように低く唸る)
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