
先日蒸気機関車の8200がオリエントエクスプレス88を牽引した話をしましたが、その折に8200(C52)の資料が調べてみたくなり、手元にある列車イラスト集をめくっていました。
お目当ての8200は見つかったのですが、その下に描かれている電気機関車の編成にも目が止まりました。
ED19(ED53)牽引の急行編成。ED53といえば昨年秋に、富士山へ出掛けた折に土産に購入した中古の電機がたしかED53だったはずです(それにしても何故富士山まで出掛けて中古ショップを覗く気になったのかわれながら謎です)
早速引っ張り出してみた所やはりマイクロ製のED53でした(但し、実物よりも車体が間延びしているため「タイプ」モデルですが)実車は8200の少し前アメリカから輸入された電機でお召し列車の牽引にも使われた機種だそうです。
つまりこちらも8200に負けず劣らずオリエントエクスプレスを牽くにはふさわしい機関車だったわけです。

そんな訳で早速牽引に参加させました。中古ゆえのトラブルでパンタグラフが上昇してくれないのが玉に瑕ですが、それでもOEの先頭に立つには十分な貫禄が感じられます。又、今回ばかりはスケールより間延びした車体のおかげで牽かれる客車に負けない存在感も出せているようです。

余談ですが、30年以上前にNゲージを始めた頃は日本型の電機が極端に少なかったので少しでも日本風に見える外国型をカタログで漁っていた事があります。その頃これなら使えるのではと思えたのがミニトリックス製のドイツE44機関車でしたが、今回のED53タイプはサイズ的にE44に近い感じがします。
