今年の初め頃に書いた「ED91に挑む」番外編です。
そして今回の帰省と密接に絡むネタでもあります。
今年の初めにマイクロのC形動力による「ED91タイプ」を2両切り継いでED91風のED電機を作った話をしました。
その際動力ユニットは鉄コレの12M級動力を転用するという荒業でどうにかED91をでっちあげました。
ベースとなったマイクロのED91タイプは2両分の動力の余りを出しましたが、そのうち1両は動力系のトラブルで不動品同然。残り一方の動力も今回の工作で宙に浮いてしまっていました。
で、「走れる方のED91の動力はどうするの?」
実はこれにも当てがあるのです。
と言いますか、ED91が上手くいったら次の工作はこれで行こうと決めている素材がありました。
実は30年ほど前の「模型とラジオ」の鉄道模型の工作記事の中に「車体スクラッチでEC40を作る」と言うのがあります。
このEC40の動力に使われているのが今回のED91のそれなのです。
(実際は凸型の産業用ディーゼル機のそれなのですがED91とはウェイトの形が違うだけの様です)
動輪にロッドを取り付けなければならないなどの難物を抱えていますが(その前にポールはどうするの?)やろうと思えばやれる条件が揃った訳です。
しかも動力に加工が必要な時は今回のED91の「不動の動力ユニットを練習用に使える」メリットもあります。
ここまで書くと随分と威勢がいいですが実はその記事の掲載された「模型とラジオ」は「現住地から600キロ以上離れた実家の本棚の中」
つまり何より必要なのは「次の帰省の時にでも該当の号を持ち帰る」所から始めなければならない訳です。
その決意を固めたのが今年の1月の事ですから結構気が長い。
世間ではこういうのを「鬼が腹を抱えて笑う」とか言います(汗)
この項続きます。