光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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TEZMO SYNDOROMEと車両ケースのはなし

2022-09-04 05:08:52 | アクセサリー
 今月も更新が入ったWEBマンガの「TEZMO SYNDOROME」

 今回の題材は車両ケースのあるあるネタで、これまた琴線に引っかかる題材でした。

 今回のはなしは風奈と麻里の自室の整理をしているうちにいつしか鉄道模型の車両ケースの蘊蓄話になだれ込んでしまうというもの。
 不思議なもので大掃除とか整理の最中に限ってこの手の「気をそらせるネタ」が登場して整理が進まなくなるものですが、確かシャーロックホームズでもそういうネタがありましたから、この手の悩みは古今東西を問わない永遠の課題の様です(笑)


 わたしの上京時のホビーライフ(って言っていいのか?)のひとつに「ショップ巡りをして欲しいものが特になかった時は中古の車両ケースを買い込む」という習慣があります。
 現住地とか故郷の中古屋さんでブックケースがコンスタントに買えるなんて事はまずありません。
 で、良いのが目についたら2,3個は買って帰るのですが、中古ゆえに(特にKATOとマイクロは)「元の編成の標記もそのまま残っている」場合が殆どなので、風奈の様に帰宅後は適当にラベリングを施すのも習慣になっています。
 (まあ、新品でもホビセンの年末セールなんかでは、在庫調整とか商品名のミスプリなどで未使用ケースが格安で並ぶときもありますが)


 で、いつも不思議に思うのですがこれらのケースに入っていた元の車両は一体どうなってしまったのでしょうか?一部のショップならいわゆる「ケースばらし」で単品化してばら売りする事もあるのでしょうが、それにしてもトータルで見るなら結構な数のケースが余っているように見えるのですが。

 この事実ひとつ取って見ても「都会の中古ショップの品揃えの良さ」が実感されるところです。

 本編でも軽く触れられていますが、鉄コレの様に恒常的に出し入れするのが面倒くさい紙箱のモデルが増えていますし、甲府モデルなどのペーパーキット系を収納するとなるとこの種のブックケース以外の最適解が見付からないのも確かです。

 そのブックケースもブランドの普及率を反映してKATO、TOMIX、マイクロエースの3社の物が大半を占めます。
 (GMとかCascoなどのケースにもたまにお目に掛かりますが)
 これらを押し入れなどの限られたスペースに押し込むのですが、3社の間で微妙に材質やサイズが違うので混ぜて並べるのが難しいのが難です。

 本来ならば、ジャンルとか使用頻度に応じて並べるのが正道なのですが、そうなると基本同一形状のケースで纏める方が断然有利という事になります。
 がそれをやろうとすると「TOMIXのケースにKATOの車両を詰め込む(逆もあり)」事が往々にしてありまして、そうするとケースのイメージで中身のメーカーを判断する時に混乱を招くことがあります。
 (今でも時たまそういう事が汗)

 あともうひとつ、単品で揃えたモデルを編成単位でブックケースに移し替えると当然「元の1両用ケースが余ってしまう」のも悩みの種です。
 特にKATOやTOMIXの奴なんかは結構丈夫な上に、それなりにちゃんとした形状をしているので、わたしの場合なんかはゴミとして捨てるのに心理的な抵抗が強いのです。

 それでも無理やりにNゲージのミニカーや人形の収納・分類ケースとして使ってみたりもするのですが(汗)

 あとはサイズ的に昔の缶ペンケースに似ている(特にTOMIXはそうです)ので筆箱として使う事もありますが、いずれにしても増え続ける単体の空きケースに対して焼け石に水なのも確かです。