光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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仙台育英が優勝とのことで仙石線スペシャル(笑)

2022-09-11 05:21:04 | 車輌・電車

 昨日はコロナ禍に伴うわたし的ホビーライフのしぼみっぷりで随分愚痴らせて頂きました。
 実はその記事を書いていた時点では知らなかったのですが、甲子園夏の高校野球で仙台育英高校が優勝したとの由。

 野球にはそれほど詳しい訳でなく、加えて諸般の事情で今年の高校野球自体テレビでも観る事が無かったので迂闊ではありました。
 が、いずれにしろ東北勢初の優勝という事で宮城のみならず、わたしの故郷である、隣県の盛岡でもかなり盛り上がったと実家からの電話で知った次第です。
 このところ気分が落ち込む話題ばかりでしたから、こういうめでたい話に触れるのは嬉しくもあり、有難いことでもあります。

 と、いう訳で今回は仙台、というより仙石線の車両を羅列してお祝い代わりにしようかと。

 仙石線絡みのNゲージで最初に入線させたのは10年ほど前に偶然見つけた73系の仙石線仕様。
 TOMIXのHG相当のグレードではわたし的にも初入線だった編成でした。キハ20系の様なカラーリングは何故か独特の温かみを感じましたし、銀河モデルの後付けパーツまで付属させ細密感を向上させた仕様にNゲージ電車モデルの進化を感じさせた編成で記憶に鮮烈でした。

 わたしが実際に乗った事のある(であろう)仙石線の電車はこの103系・・・ではなく73系に103系の車体を被せたアコモ車だったと思います。
 ノイズや乗り味は旧国そのものだったのかもしれませんが「東京で走っているのと同じカッコのデンシャ」というのに「仙台は都会だ」という実感を得ていた当時から田舎者のわたし(汗)

 で、後に103系自体も仙石線に入線するわけですが、派生的に存在したのが103系の1M仕様(つまり2連でも編成が組める)105系でした。
 この辺になると田舎の通勤電車らしい「妙に若造りした様なカラーリング」に逆に違和感を感じたりもしました。
 写真のは鉄コレですがマイクロの仕様も入線しており合計すると当鉄道在籍のモデルの方が実車より数が多いという珍現象が(笑)

 ご丁寧にも塗装を変更した後期の仕様までモデル化されていますから侮れません。


 2M仕様4連の103系も律儀にモデル化される様になりました。
 カラフル度は105系からさらに加速し(わたし的に)物凄い事になった様な気が。

 ですがこの頃になると実車のイメージとは別に「4連をレイアウト上で手軽に楽しめる編成」として仙石線車両に注目する事が増えた気がします。


 それを端的に象徴しているのが205系3100番台。
 103系や105系に比べるとオリジナリティのあるカラーにしながら落ち着いた雰囲気になり、かつ近代的なイメージを纏うことにも成功していると思います。

 旧国時代のモハ40系も鉄コレでリリースされています。個人的にはウグイス色の旧国というのには違和感を感じるのですが、わたしが初めてお目に掛かった仙石線のデンシャは多分これだったと思います。
 (修学旅行の折にウグイス色の電車を目撃したのですが「103系?いや違う」と思った記憶だけが鮮烈でしてw)

 一昨年の今頃、当レイアウトでこれらの編成を一堂に集めて「仙石線特集の個人運転会」をやった事がありましたが、そんな事ができる位に仙石線のNゲージモデルは充実しました。
 完成品モデルでここまでローカライズされたラインナップが揃うなど、平成の初め頃までは考えられなかった事です。
 まあ、個人的な趣味もあって仙石線というと飛びついていた面もあるのですが、それでもクラブのほかのメンバーが持っている「マンガッタンライナー」だけは持っていなかったりして(汗)

 最後にあらためて仙台育英ナインの優勝をお祝いしてこのネタを締めさせていただきます。

紙で作るC11の工作・その3

2022-09-11 05:02:41 | 車両・16番
 先日製作に取り掛かったことをお知らせした「紙で作る日本の蒸気機関車」の工作第2弾のC11。

 あれから個人的に色々ありまして、寝る前のひと時を工作に充てることが少なかったのですが、最初の工程にあたる台枠とボイラ、キャブがどうにか形になりました。

 これに限らず車両工作は大概そういうものだと思うのですが、車体やプラットフォームといったモデルの骨格に当たる大仕掛けの工作とディテーリングを中心とした小技中心の工作が繰り返される事は「模型という工作」の特徴でもあると同時に魅力の一つではないかと思います。

 今回の工程は前者の部類ですが、大きな部品を切り出し一気に組み上げると単なる箱や円筒に過ぎなかった紙工作が俄然「機関車らしくなってくる」事に(当たり前のことながら)ちょっとした感動を覚えます。

 惜しいことに今回のC11はパーツのミスプリや説明書のミスが少ないながら見られ、組み上がってから修正を余儀なくされる場面も1、2ありました。
 最もブラスモデルと違って普通の鋏と木工ボンドですぐに修正が効くのが紙工作の利点ではあるのですが。
 (その代わりブラスほどの瞬着性と強度には欠けますが)

 前作と同様に「ボイラーバンドの位置決めがユーザー任せな点」「一部パーツのスクラッチを要求される点が明記されていない」のはややビギナーには不親切なところではあります。

 さて、次回以降は小技中心の工作が始まりますw